遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

ヘルパーはただのおばちゃんじゃないはず

 

 

シニアのあんしん相談室

 

 

訪問介護員。ヘルパーの事です。

 

訪問介護員として働くには、最低限の資格がないとできない事に

なっています。

 

私たちの事業所の職員は全員が介護福祉士です。

 

介護のプロ集団です。

 

というか、どこの事業所でもみんな介護のプロ集団だと思います。

 

それで給料もらっていますからね。

 

訪問介護員は、自宅に出向いて介護するのが仕事です。

 

自宅で安心して過ごせるようにお手伝いするのが仕事です。

 

ですから、そのニーズも多岐にわたります。

 

身体介護なら、オムツ交換を始め、入浴介助や更衣介助、トイレ誘導

など身体に関わるデリケートな部分もプロ意識をしっかり持って

行っています。

 

生活援助だって、調理は普通食から減塩食・透析食・流動食と

その利用者さんの嚥下にあった形態でしっかり提供します。

 

こういう部分が訪問介護員として必要ですし、それができなければ

勤まりません。

 

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だからヘルパーはその辺のおばちゃんとは違うはずなんです。

 

伝説の家政婦しまさんのような調理はできませんが、でも普通の

調理はどのヘルパーもできます。

 

独特な調理の依頼があった時はその利用者さんに聞いて対応しますが、

そういうのは稀です。

 

 

 

先日実家に来たヘルパーさんが、2槽式の洗濯機の使い方がわからなかったり

乾麺のおそばを作った事がなかったりしました。

 

ちょっとビックリしました。

 

時代なんですかね。

 

 

 

介護福祉士という資格だけあっても、ヘルパーの場合は務まらない

事があります。

 

やっぱり経験が必要なんですね。

 

私の所にも若いヘルパーさんはいます。

 

彼女は自分にない物を必死に吸収しようと努力し、わからない事は

どんどん聞いて日々成長しています。

 

そのくらいのプロ意識は必要です。

 

介護が好きなんでしょう。

 

嫌だったら絶対にできませんから。

 

 

好きこそ物の上手なれです。

 

 

ヘルパーは決してただのおばちゃんではありません。

 

介護のプロとして見てほしいと思います。

 

その代わり、みなさんに安心して自宅で生活できるように

しっかりお手伝いしますから。

 

 

 

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