遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

ミキサー食が飽きちゃったって

 

シニアのあんしん相談室

 

鼻の中に悪いものができてしまったおじいちゃん。

 

それが徐々に大きくなってきて、固形物を飲み込むのが大変に

なってきてしまいました。

 

元々調理の援助で訪問していましたが、ここ1か月は娘さんが

食事の面倒を見るという事で、調理は中止していました。

 

鼻の中のできものが鼻をふさいでしまって、呼吸も鼻からは

できない状態なんです。

 

ところが、いつもどろどろの食事ばかりで、だんだん食べたく

なくなってきてしまったそうです。

 

鼻をふさいで物を食べると、誰でも味がわかりませんからね。

 

おじいちゃんは毎日、味のないどろどろしたものを食べていた

事になります。

 

娘さんから連絡が来ました。

 

「すみません。また調理の援助を再開していただけませんか。」

 

「良いですけど、飲み込めなくなったからミキサー食にした

のに、大丈夫なんですか?」

 

「それがね、父が食べたくないって言ったから、母が自分で作った

物を食べさせていたのよ。」

 

 

 

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「あら、普通に食べられたんですか。」

 

「多少はむせる事もあるみたいなんですけどね。」

 

いやいや、むせるって詰まらせてるんじゃないんですか?

 

不安ですね。心配ですね。

 

調理をしたくないんじゃありませんよ。

 

万が一って事もあるじゃないですか。

 

「なにかあってもヘルパーさん達の事を責めたりはしないですから

大丈夫ですよ。」

 

そうは言ってもね。

 

結果的にはお受けしました。

 

娘さんが買ってくれている食材はお豆腐とかはんぺんとか

のど越しの良い食材を準備して下さると言っていました。

 

食べる事はやっぱり楽しみの一つだと思います。

 

お腹がすいても、食べたくない物だけしかないなんて、やっぱり

可愛そうですもんね。

 

お豆腐とお麩の卵とじが良いと思います。

 

お魚は普通に焼いたり煮たり。

 

それでおじいちゃんはどろどろから解放されます。

 

まだまだ元気なおじいちゃんですから、少しでも栄養価の

高い物を食べて、病気に負けないように、頑張ってほしい

と思います。

 

ミキサー食からのまさかの普通食。

 

嚥下が悪いわけではないので、ゆっくり少量ずつ飲み込んでもらえば

きっと大丈夫。

 

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私たちもおじいちゃんが食べやすいものを調理しますね。

 

 

 

 

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