昨日の続きです。
料理が苦手とするヘルパーさんが作った料理の事で、父から電話が
ありました。
「あのね、昨日の事を色々と考えちゃってね、全然眠れなかったんだよ。」
「あら、それは大変だったね。」
「麻婆豆腐の捨てた箱を改めて読んでみたんだよね。そしたらそこに
素は残さないで使いきって下さいって書いてあるんだよ。だから
全部使ったんじゃないのかな。」
「そうなのかしら。それにしてもね、2回分なんだからね。」
「どう思う?どうしたら良いんだろう。料理の苦手なヘルパーさんに
このままきてもらうのか。作ってくれる事に対しては感謝しなきゃ
ならないんだけど、食べられないんじゃ困るんだよね。」
「でもねお父さん。ヘルパーが来ない日って私はできる事なら作りたく
ないんだよね。お母さんの薬の事もあるでしょ。ヘルパーさんに飲ませて
もらわないと、お母さんは薬を忘れちゃうでしょ。」
「ああそうか。そういう事もあったか。」
「だからね、おとうさんが不満や愚痴を言いたくなったら私に電話を
くれれば、私が事業所に電話をして改善してもらう様に掛け合うから、
それでなんとかならないかな。」
「そうだね。あんたに愚痴を言う事でだいぶ気持ちは楽になるんだけどね。
じゃあそうしようか。悪いけどね。」
「悪いことはないってば。だから電話ちょうだいね。」
「は~い。お世話になります。」
父は考え込むと眠れなくなるし、もっとひどくなると食欲を失って
物が喉を通らなくなってしまいます。
誰でもそうですよね。
高齢の父にとって、物が食べられなくなる事は致命傷になります。
だから、そんな精神的な事が原因で食欲を失ってほしくないんです。
今回も何とか父の気持ちを落ち着かせることができました。
昔から両親は食事に出かける事が多く、美味しいものを食べる事が
楽しみの一つだったんです。
元々好き嫌いがすごく多かった父を、ここまでなんでも食べられる
様にしたのは母の手料理のおかげなんです。
母がなんでも食べさせて栄養のバランスの良い食事をしてきた父
だからこそ、90歳まで元気でいられたんだと思います。
人間の体はやはり食べる事で維持されますので、これからも
なるべく色々なものを食べてもらいたいのが私の願う事なんです。
でも私がそばにいないし、ヘルパーさんのお世話になるしか
なすすべがありません。
だからヘルパーさんに多少の不満があっても、やっぱり我慢しな
ければならない事もあると思います。
これからもヘルパーさんと上手くやっていかれるように、愚痴は
どんどん私に言ってきてもらいたいです。
そして食べる楽しみにつなげていけたら、私も満足です。
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