先日排泄全介助の辛さ、悲しさを書きました。
今日は少し違います。
毎日3回訪問しているおじいちゃん。
毎朝パンツ交換をします。
トイレにも行きますが、間に合わない事が多くて、ほとんど
汚れている状態です。
毎日パンツ交換には抵抗なく、きちんと交換してくださいます。
でもそのほとんどは尿で排便はトイレで済ませる事が多いんです。
でも時々それも失敗します。
玄関のドアを開けた途端、臭いがすれば大抵わかります。
パンツ交換の時に
「今日はどうしたんですか?間に合いませんでしたか?」
「しかたないべ。」
気にする様子も無く、普通に「仕方のない事なんだ」と言われました。
その言葉に救われる事があります。
人は排泄で失敗したりすると、どうしても肩身の狭い思いをしがちです。
人を不快にさせる物としてとらえるからです。
でも、人間誰でも排泄は止められません。
特に高齢者になってくれば、間に合わなかったりするのは仕方のない事
なんです。
おじいちゃんの言う通りなんです。
排泄の始末をさせて申し訳ないと思って下さるのは大変ありがたい事
ですけど、必要以上に気にしたり委縮したりしたら、たぶんきっと
排泄できなくなってしまいます。
だからこのおじいちゃんのように、申し訳ないと思いながらも、
これは高齢になれば仕方のない事なんだと割り切って下さる方が、
こちらもなんとなくホッとするような気がします。
赤ちゃんのオムツ交換は当たりまえです。
高齢になって自分でトイレに行かれなかったり、おもらししてしまうのは
赤ちゃんと同じ状況なんです。
だから、当たり前に交換すればいい事なんです。
介護職で離職の要因にやはり排泄介助の日常から抜け出したくなる
現状があると思います。
嫌々排泄介助をする職員に高齢者だって頼みたくはありませんから。
おじいちゃんが「仕方がないことなんだ。」と言ったら、「そうですよ
仕方がない事なんですから、大丈夫ですよ。」と言ってあげられる人に
なってほしいと思います。
それは介護職に限った事ではありません。
いずれは自分が行く道ですから、すべての人にそう思ってほしいです。
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