遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

利用者さんに感謝

 

 

 

 

最近新しく訪問を始めたおじいちゃん。

 

奥様を自宅で看取り、お一人になられたその寂しさは計り知れない

ものがあります。

 

f:id:maple-enkyorikaigo:20210607210659j:plain

 

以前は奥様への調理のためにヘルパーさんが来ていたとの事。

 

しかし奥様がいなくなり、今度は自分のためにヘルパーさんをお願いしたい

という事で、市の包括支援センターから依頼があって訪問を開始しました。

 

その台所は、以前訪問していたヘルパーさん達が使いやすいように配置

されており、すべてにおいてヘルパーさんのためにという台所でした。

 

f:id:maple-enkyorikaigo:20210607211642p:plain

 

効率よく仕事ができるように工夫されており、例えばお布巾はありません。

 

すべてキッチンペーパを使用して捨てて下さいとの事。

 

台拭きも布巾も区別して使う必要はないと言います。

 

キッチンペーパーは定期的に届く事になっているから、どんどん

使っても余りますと言われました。

 

そして「足りない物や逆に邪魔なものがあったら言って下さい、

やりにくい事があったら、やりやすいように配置換えしても

良いんです」と今まで経験したことがないくらいのご配慮です。

 

調理は2日分で6品あれば十分と言われました。

 

初回は私が一人で訪問してやっていきました。

 

そして2回目の訪問の時に1回目の感想を伺いました。

 

そしたら、

 

「とっても美味しかったです。今まで不安だったんですが、実際に

来てもらって調理してもらったら、夜もぐっすり眠れました。」

 

「調理を作って下さったヘルパーさんにはそれぞれの努力があります。

うちの奥さんは料理人だったんですけど、ヘルパーさんが作ってくれた

料理をまずいなんて一回も言った事ありません。」

 

「絶対に残すことなく、すべて頂きました。」

 

こんなに有難いお言葉はありません。

 

お口に合わない事だってあるはずです。

 

でも有難いと言って食べてくださったんです。

 

これから長いお付き合いになると思います。

 

好き嫌いも無く何でも食べて下さるようですので、お料理で元気に

なっていただけるように私たちも努力していかなければならないなと

思いました。

 

 

 

にほんブログ村 介護ブログ 高齢者福祉・介護へ
にほんブログ村

  

国内最速・高安定の高性能レンタルサーバー【ConoHa WING】

 

ネットショッピングでポイントが貯まる!

 

 通勤チャットレディ・高収入バイト求人募集なら、東京、大阪、名古屋、札幌、福岡等の全国で求人を展開する【ニューステージグループ】