遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

メリハリのない生活

 

 

 

 

 

今日は母が1日家にいる日です。

 

私が今日は公休日だったので、朝適当な時間に電話をしてみました。

 

「はい、おはようございます。」

 

朝の認識はありました、

 

大丈夫そうです。

 

「朝ご飯食べた?」

 

「今ねちょうど、ブレックファーストにしようと思ってた所。」

 

お、朝ご飯じゃなくてbreakfastときた。

 

母は昔はいつも言っていました。

 

そしてコーンフレークを食べるんです。

 

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バナナを輪切りにして乗せて食べるんです。

 

なんか若い時の母が少しよみがえってきました。

 

糖尿っけが出てきてから、一緒に食べていたロールパンは食べるのを

止めています。

 

コーンフレークもプレーンにしてます。

 

バナナの甘さで十分です。

 

それにきな粉をかけて食べたりしていましたっけ。

 

breakfastのお邪魔をすればダメなので、すぐに電話は切りました。

 

果たして今日は何をして過ごすんでしょうか。

 

 

 

 

夕方ちょうどヘルパーさんが来てくださっている時間に電話を

かけてみました。

 

そろそろ夕食準備も終わる頃だと思ったら、父が不在で指示役がいない

ので、ご飯を炊いていなかったんです。

 

ヘルパーさんが来てから炊いて下さったようです。

 

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「お母さん、今日は何をしていたの?」

 

「今日は洗濯物をたたんだりしたわよ。」

 

「お父さんがいないと、自分でご飯を炊く事も忘れちゃうんだね。」

 

「そうだね。困ったもんだわね。」

 

「明日はデイサービスだから、明後日デイサービスに行かない日には

ちゃんとお米を研いで、ご飯をたいて下さいよ。」

 

「はい、わかりました。」

 

「本当に分かった?」

 

「うん。」

 

「どんな格好してるの?ちゃんと着替えしてる?」

 

「下はパジャマのままだけど、上はちゃんと着替えてますよ。」

 

「寝る体制でいればダメよ。ちゃんと着替えしてメリハリつけなきゃ。」

 

「そうですね。」

 

 

実際に母一人で家にいて何をするんでしょうか。する事がないのは

確かです。

 

だからと言って寝てれば良いって事ではありません。

 

何か具体的にこれをやったらいいという提案ができれば良いんでしょうけど

思いつきませんね。

 

とにかくメリハリのある生活を送ってほしいと思う娘でした。

 

 

 

 

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