遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

父の入院を認識していなかった

 

 

 

 

今日は母のデイサービスです。

 

朝電話をして起きている事を確かめて、

 

・出かける前に紙パンツを交換する事

・食べ物はすべて冷蔵庫に入れて行く事

 

最低限これだけはやってちょうだいと伝えました。

 

返事はいつも立派です。

 

「はい、わかりました。」

 

ちゃんとやっていけば良いんですけどね。

 

 

 

仕事を終えて、帰る時18時半頃母に電話をしました。

 

「もしもし。」

 

「何してたの?」

 

「休んでましたよ。」

 

「寝るのにはまだ早いよ。夕ご飯は食べたの?」

 

「夕ご飯?これからかな。あ、違う食べたわよさっき。」

 

「夕ご飯終わったからって寝るのには早いでしょ。」

 

「これから起きてテレビでも見ようかと思ってたのよ。」

 

「それなら起きて台所に行ってちょうだい。」

 

「そうね。」

 

「明日はデイサービスには行かない日だからね。」

 

「あらそうだったかしら。」

 

「月水金だけだからね。明日は土曜日よ。」

 

「ああそうか。」

 

「ずっと寝てるなんてやめてよ。」

 

「テレビをみてればやっぱり面白いわよ。」

 

「それなら良いね。」

 

「私は何してもデイサービスが一番楽しいもの。」

 

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「でも週3回しか行かれないからね。」

 

「それより、もうお父さん帰ってくるでしょ。」

 

「え?どこから?」

 

「ホームから。」

 

「お父さんはショートのお泊りに行ったんじゃないわよ。」

 

「あれ?違ったっけ。」

 

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「病院に入院したのよ。長くて2か月よ。」

 

「あら2か月も帰ってこないの?」

 

「早く帰ってくるかもしれないけど、2~3日では帰ってこないわよ。」

 

「そうか。」

 

 

やっぱり忘れちゃいました。

 

2~3日泊まりに行ったようなつもりでいました。

 

新しい事を認識させるってなかなか難しい事なんですね。

 

わかっていると思ったら、やはりダメでした。

 

今度は頭に入ったんでしょうか。

 

明日また聞いてみようと思います。

 

自分の入院も忘れるくらいですから、人の事なんて頭に残るはずが

ないか。

 

 

 

 

 

夜間一人になる母がやはり心配です。

 

父が骨折したのも早朝トイレに起きて、ベッドわきで転んでしまった

母を起こそうとして、無理したからなんです。

 

夜間に転んだら大変です。

 

弟に電話ができればすぐに来てくれるでしょうけど、トイレの時は

携帯電話も首から下げてはいないでしょうから、弟が朝来てくれる

までは気づかない事になります。

 

そんな話を母にしたら、

 

「そんなに心配ばかりしなくても大丈夫よ。」

 

なんて言います。

 

それでも電話を切る時は

 

「心配してくれてありがと。」

 

って言っていました。

 

娘ですから母の心配はしますよ。当たり前の事でしょ。

 

 

 

 

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