昨日自宅の前で転倒し、おでこを打って怪我をしてしまった母。
怪我したのが土曜日の午後だったので、病院もどこにも行かれず
そのままにしていました。
病院に連れて行くかどうかは今日の状況をみて決めると言っていました。
昨日転んだばかりだし、今日は朝から電話をかけてうるさい事を言ったり
せず、夕方になってから電話をしてみました。
「もしもし、ちょっとまって。今ねトイレから出るところだから。」
ジャーってトイレを流す音がしました。
ちゃんと首から携帯をかけている様です。
「はい。こんばんは。」
「昨日転んじゃったじゃない。明日のデイサービス行く？休む？」
「え。デイサービスには行くつもりよ。」
「その顔で恥ずかしくない？」 ← どんな顔かわかりませんが。
「別にどうって事ないわよ。」 ← 自分では見えないからね
「じゃあお休みの連絡しなくて良いのね。」
「良いですよ。」
「ところで今日病院には行ったの？」
「行かないわよ。」
「おでこ大丈夫なの？カットバンも何も貼ってないんでしょ。」
「そう。何にもしてないわよ。」
「それでも恥ずかしくないの？」
「あたしはね、元々あんまり深く考えない方だから、全然気にしてないの。」
「そうですか。頭とか洗ってもらわない方が良いんじゃないの？」
「見てもらって適当にやってもらうわよ。」
「適当にって。触られたら痛いんじゃないの？」
「さあ。」
「自分で触ってごらんよ。」
「痛いね。」
「まあお母さんが行きたいなら行っても良いんだけどね。」
「行きますよ。」
頭を打って症状が出たりすると大変でしたが、そういう事はなかった
様です。
病院に行っていませんが大丈夫そうです。
そして話を施設の申し込みの事にかえました。
「あのね、お父さんとお母さんが家で生活できる期間はもう限られて
いると思うのね。だから施設の申し込みをまじめに考えようと思って
いるのね。」
「だってもうすぐお父さん帰ってくるでしょ。」
「昨日も言ったけどお父さんはまだ帰って来ないのよ。今リハビリを
頑張ってるけど、ちゃんと帰って来られるかはリハビリしてみないと
わからないのよ。」
「そうなの。」
「だから家に戻れないような状況だった時は、やっぱりどこかの施設に
お願いしなきゃならないのね。」
「そうね、そうなるわね。」
「お父さんが施設に行ったら、お母さんも行かないとね。」
「あら、なんで？」
「お母さんを一人にするのが心配だからよ。」
「そんなに心配しなくても大丈夫よ。」
「大丈夫じゃないから転んだでしょ。」
「そんなのどうってことないわよ。」
「でも心配でしょ。」
「そんなに心配しないでください。」
「でもお母さんの施設申し込みもしておくからね。」
「良いようにしてください。お願いします。」
自分ではまだまだ大丈夫だと思っていると言います。
自分が歩けなくなっているとも思っていません。
だから余計に心配なんです。気を付けるって事をしないんですから。
今回の転倒は思ったほど大ごとではなかった様です。
でもまたいつ同じことが起こるかはわかりません。
だから先へ先へと準備だけはしておかないといけないですね。
今日は隣町の田んぼアートを見に行っていました。
とってもきれいでしたよ。
少しだけ線路が映っていますが、ここはローカル線の無人駅のホームから
見る事ができる田んぼアートなんです。
とっても可愛くよくできていると思いました。
今後もやるんでしょうか。
これからも毎年楽しみにしています。
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