遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

久しぶりに父の声を聞きました

 

 

 

 

今日は父との面会日です。

 

弟が病院から電話をくれました。

 

本来なら病室ではなく別室に移動してのリモート面会の予定でした。

 

ところがやはり痛みがあって、別室には移動せずに病室のベッドの

ままでの面会の様です。

 

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弟はちゃんと姿を見ながら話ができました。

 

ただ、私と電話をしながらではなく、私と父の会話は、病棟の公衆電話を

使って話しをさせてもらう事になりました。

 

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いつも15時からリハビリがある様で、その時は離床して理学療法士と

公衆電話まで行くことができるので、私からその時間に公衆電話に

電話をして話しをする事になったんです。

 

そして父との会話ができました。

 

「お父さん。今日はねこれからどういう方向に進めていくのかを

決めるから、お父さんの意向を聞きたかったのね。」

 

「そうだね。本当は家に帰ってお母さんのそばで生活したいのはやまやま

なんだけどね、まだそういう状態じゃないんだよ。」

 

「歩く練習してるって聞いたけど。」

 

「平行棒で20歩くらいかな。食事で30分座っているのも大変

なんだよね。」

 

「それにトイレにもまだ行かれないんだ。」

 

「そうなんだ。じゃあ今は家に帰るんじゃなくて、もうすこしリハビリを

続ける方向で良いのかしら。」

 

「この病院で?」

 

「違うよ。この病院は長くは入院できないから、病院が次の施設を紹介

してくれるって。」

 

「そうなの。」

 

「じゃあ、相談員さんに家には帰らないで、施設を紹介してもらう様に

お願いするね。」

 

「はい。ありがと。」

 

「食事は摂れてるの?」

 

「ここの病院には刻み食ってなくってね、食べられない物は残してるよ。

柔らかくなってるから、食べられるものは食べてるし、朝と夕に栄養補助

のゼリーも出てるからそれも食べてるよ。」

 

「そうなんだ。じゃあ、まあ良かったのかな。」

 

という事で久しぶりに父の声を聞きました。

 

入院日よりもしっかりした言語ではっきりとしていました。

 

痛みはマックスが10だとすると5くらいとの事なので、少しは良く

なっている様でした。

 

父との会話の後に一緒にいてくれたリハビリの方と電話を代わり、

痛みの治療はどのような事をしているのかを聞きました。

 

そしたら、骨がつぶれている状態なので、なかなか痛みが良くならず、

内服薬だけの処方との事でした。

 

地域包括ケア病床は家に帰れる人が入る病床であって、入院当初から

父は自宅に戻るのは難しいと判断されたので、普通病棟にいるとの

事でした。

 

そうなると、治療がなくなれば当然退院です。

 

服薬だけなら老健でもできますからね。

 

明日病院の相談員さんに今日の事を話して、これからの行き先を

検討していきます。

 

すぐに見つかると良いんですが。

 

明日また動きがありそうです。

 

 

 

 

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