昨日、厳密には今日ですか。
真夜中に携帯が鳴りました。
実家の母の携帯です。
すぐに切れましたが、気になるのですぐにかけなおしました。
電話に出た母。
まるでお昼の様な元気な声で電話に出ました。
「もしもし、今電話が来たけど何かあったの?」
「え?あたしが電話したの?」
「そうよ、かかってきたわよ。」
「そうなの、知らない。」
「何でもないならいいの。寝て下さい。」
「はい、おやすみなさい。」
いつも私が電話をすると、寝てることが多く声も寝起きの声をしています。
ところが真夜中の電話なのに、とっても元気な声。
これは、まさかの昼夜逆転で起きてたのか。
ちょっと心配になりました。
今日も仕事終わりに電話をしてみました。
ちょうど夕食を食べているところでした。
夜中の電話の記憶なんてないでしょうけど一応聞いてみました。
「夜中に電話くれたけど、電話に触っちゃったのかしら。」
「さあ知らないわよ。何でも忘れちゃうんだから。」
「まさか夜中に起きてたわけじゃないよね。」
「夜中は寝てますよ。」
「トイレにでも起きた時なのかな。」
「そうかもね。」
まあそれなら電話に触っちゃってかかったしまったのかもしれません。
電話の向こうから弟の声がしました。
食事の確認に来てくれたようです。
私が食事の途中で電話をしたので、そこでもう食事を終了してしまった様です。
次の事をやると、今までやっていたことを忘れる様です。
食事の途中だった事も忘れてしまうんですね。
最後まで食べなさいと言っても、もうお腹が一杯だから終わりで良いの
と言って食べようとしなかった様です。
それにしても弟は本当に良く母の面倒をみてくれています。
感謝しかないです。
これに父もとなれば、やはり大変な事だと思います。
食器洗いもしてくれていたようです。
平日はヘルパーさんがやって下さいますが、日曜日は食器の
片付けも弟がやってくれていたんですね。
そんな事も知らずに母がやっているもんだと思っていました。
在宅で生活するのは決して楽ではないんです。
介護者の苦労や努力があって成り立つんです。
父の回復も今まで通りでなくては弟にみんな負担がきてしまいます。
今後の事は慎重に判断していきたいと思います。
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