遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

往診を拒否した母

 

 

 

 

父の腰痛が始まった時から、自宅のすぐ近所の整形外科の医師に

往診を依頼してずっとお世話になっていました。

 

毎週1回の往診はとっても助かっていました。

 

もちろんコロナのワクチンも自宅で往診時にやってもらいました。

 

私も弟もこの往診を頼りにしていたんです。

 

ところが、母がこの往診を断ったと弟から聞きました。

 

なぜ。

 

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母は元々駅の向こうにある整形外科に通い、肩や腰に痛み止めの注射を

してもらっていました。

 

しかし歩行状態も悪くなり、その病院まで歩いて行くことが困難となり

しばらく行かれないままになってしまったんです。

 

そして父のところに往診の整形外科が来てくれたので、母も便乗して

注射をお願いしていました。

 

ところが往診の医師がやってくれていた注射は骨粗鬆症の注射で

痛み止めではなかったんです。

 

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痛み止めは一時的なものだし、骨粗鬆症の注射は続けてやることで

効果が現れる注射です。

 

意味が違います。

 

それが母にはわかりませんので、注射をしても痛みが取れないから

もう元の病院に戻りたいと言った様なんです。

 

弟からそれを聞いて、夕方母に電話をしました。

 

「もしもし、往診を断ったんだって?」

 

「あたしさ、元々駅の向こうの病院に行ってたでしょ、そこの注射の

方が効くんだもん。」

 

「あのさ、今はそこの病院に行かれないでしょ。」

 

「歩いては行かれないけど、(弟)が連れて行ってくれるでしょ。」

 

「そういう事じゃないよ。往診の先生はね骨粗鬆症の注射をしてくれて

るの。痛み止めを打ってるんじゃないの。ただ痛みを止めるんじゃなくて

治療してくれてるんだよ。この注射に通うのは大変な事なんだよ。」

 

「そうなの?」

 

「だから往診の先生にまた来てもらってちょうだい。」

 

「(弟)にも同じこと言われたわよ。」

 

弟も私と話しをした後、母に言ってくれたんですね。

 

母は何とか骨粗鬆症の治療を続ける事を了解しました。

 

とにかく転ばない事を強調して言いました。

 

 

 

 

そして、今日父のベッドを返却しました。

 

予定どおりレンタルのベッドがあった所に折り畳みの簡易ベッドを

置きました。

 

このベッドが母の手すり代わりの役目をします。

 

とにかく転倒を避けなければなりません。

 

転倒すれば父と同じく間違いなく骨折してしまうと思います。

 

両親が痛みと戦うなんてあまりにもかわいそうです。

 

そうならない様に対策するのが私たちの役目だと思います。

 

注射で少しでも骨量を増やして骨折を避けられたら良いですよね。

 

母には父が元気なうちはいつもどおりの元気な母でいてもらわないと。

 

そのためのは転ばない事、それに尽きます。

 

 

 

 

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