介護保険は言うまでもなく介護をするための制度です。
排泄ができなければ排泄のお手伝いをします。
これは直接身体に触れるお手伝いなので、身体介護に
なります。
ご飯が作れない人には調理をしてすぐに食べられるように
お手伝いします。
これは直接はお体に触れないので、生活援助になります。
私の実家の母も認知症で調理ができなくなってしまったので、
ヘルパーさんに調理をお願いしています。
身体介護でも生活援助でも介護にかわりありませんので、
事業所に戻れば、訪問時の利用者さんの様子などをしっかり
記録に残さなければなりません。
当然利用者さんにお会いししなければ記録はできない事に
なります。
この記録は時にとっても重要な記録となる事もあります。
高齢者はいつ体調に変化が起こるかわかりませんので、何時に
訪問した時はこうだったという事をしっかり記録しておかなく
てはならないんです。
新規契約の時、重要事項説明書で概要説明をするとき、生活援助の
場合でも不在の所には訪問できませんと説明しています。
ところが実家に来ているヘルパーさん。
母がデイサービスから帰宅していなくても、弟の許可で調理を
していきます。
ですから母が帰宅した時には夕ご飯が出来上がっているんです。
私が電話をすると夕食中の事があります。
でも母はヘルパーさんに会っていないんです。
ヘルパーさんには確実に服薬させてほしいとお願いしていますが、
不在ではそれはできませんよね。
おそらく弟が薬は自分が飲ませておくからと言っているんだと
思います。
結果的にちゃんと服薬できていればそれで良いんですが、こういう
やり方をしているヘルパーさんがいる事を事業所は知ってるのかな
とちょっと疑問に思ってしまいます。
まあ指摘はしませんけどね。
デイサービスから帰宅すればすぐに食事ができて有難いわよって
母は言っています。
帰宅してから支度を始めれば、その分夕食が遅くなりますから、
すぐに寝たい母にはいいんでしょうね。
自分の事業所ではそんな事はできませんけど。
ケアマネさんに怒られてしまいます。
黙っていますので、これからも宜しくお願いしますね。
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