遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

夫婦の会話はできたのか

 

 

 

 

今日は日曜日でしたが、私は出勤でした。

 

でも今日はデスクワークでしたので、一日事業所にいたんです。

 

父から電話が来ました。出られました。

 

やはりなかなか電源が入れられず、電話ができなかったと言っていました。

 

しかし施設内で電話をする事には慣れたようです。

 

そして父が言いたかった事を少しずつ聞く事が出来ました。

 

まずは体調の事でした。

 

何故か下痢が続いて苦しい思いをしたんだそうです。

 

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その原因が、一包化された薬の中に下剤が毎食入っていたそうなんです。

 

それを知らない父は毎回飲んで下痢をしていたんだそうです。

 

なんで希望していない下剤を服用させたのかがわからないと言っていました。

 

そういう事は一人で考えるんじゃなくて、すぐに看護師さんや介護職員に

言う様に言いました。

 

それと、同じ部屋の人に文句を言われたそうです。

 

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部屋の中に洗面台があるそうですが、そこに痰が付着していたらしく、

「ちゃんときれいに使え」と文句を言われたんですって。

 

父は部屋の洗面台は立っていられないから使用していないそうで、

それなのに文句を言われてとっても気分が悪いとの事。

 

それはそうですね。

 

認知症の人もいますから、それも同じ部屋で毎日文句を言われたら

たまったもんじゃないですね。

 

それは職員さんに訴えたそうです。

 

そんな感じの話を沢山抱えていました。

 

言葉にして誰かに言うだけでストレスは半減しますからね。

 

話てくれて良かったです。

 

そして私からも

 

「お母さんにも電話してあげて。デイサービスに行かない日はほとんど

寝てばかりいるのよ。ダメだよって言ってちょうだい。」

 

「そうなの。わかった。」

 

最後にそう言って電話を切りました。

 

そして2回目の電話がありました。

 

「お母さんに電話したけど出ないね。」

 

「そうなの。やっぱり寝てるのかしら。」

 

「(弟)に電話してちょっと見てきてって言ったんだけどね。」

 

私からも母に電話をすると、電源を切っているって。

 

弟が見てくれたはずなのに。

 

弟にも確認してみました。

 

「あれ?行ってきたよ。電源また切っちゃった?」

 

「そうみたいよ。」

 

「母さんからもかけたんだけど、向こうも電源切っちゃうみたいで

通じなかったみたいだよ。」

 

「あら、そうだったのか。」

 

もしかして、父が電源を入れられないって言うのは、電源をオフにしちゃって

たんですね。

 

そのままにしておけば、自然と電気が消えるのに、毎回電源をオフにして

いたんでしょう。

 

だからただ押しただけじゃオンにならなかったんですね。

 

それを夫婦して同じことをしていたんでしょう。

 

父が言っていました。

 

「お母さんの電話は不携帯電話だね。」

 

って。

 

私もよく家族から言われますが、父が言うとは思いませんでした。

 

果たして夫婦の会話はできたんでしょうか。

 

その後父から電話がなかったから、きっとつながったんでしょう。

 

やっと普通の会話ができたんじゃないですかね。

 

 

 

そうそう、父にラインの見方を少しだけ電話で伝えました。

 

そしたら、私が送ったメールがなんと既読になりました。

 

 

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ちょっと笑っちゃいました。

 

まだまだ父は進化しそうです。

 

この次はスタンプを使って返事をしてもらう事を教えようかな。

 

ゆっくりね。

 

 

 

 

 

 

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