遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

病気のデパートでもいつも前向き

 

 

 

 

通院介助の依頼で新規契約をしたYさんは元看護師さんです。

 

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長年県庁近くで看護師をしていましたが、定年を機に生まれ故郷に

戻り生活を始めたそうです。

 

弟さんと同居されていましたが、先に弟さんが亡くなられ、

今は一人暮らしです。

 

このYさんも大変な病気をいくつも抱えています。

 

自分の事は自分でできますが、その他の自分で行うのが困難な事は

他のヘルパー事業所さんが訪問して支援しています。

 

今病院に行く時は妹さんに連れて行ってもらっていますが、いつまでも

妹さんだけに頼るわけにはいかないとの事で、私たちの事業所と契約を

しました。

 

でもいつ使われるかはわかりません。

 

このYさん、今抗がん剤の治療を外来でやっています。

 

治療してくると数日は体調不良が続きます。

 

辛いことだと思います。

 

ところが信じられないくらい前向きで、いつも表情も明るくされて

います。

 

体調が悪いと、誰だって表情は暗くなります。

 

そんなところが見えないんです。

 

見せないんです。

 

契約に伺った時もお茶入れ、お茶菓子を出して、おもてなしを

してくださいました。

 

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本当は辛いはずなのに。

 

ケアマネさんもまだ担当して日が浅くこれから色々なお手伝いをしたい

と思っています。

 

先日まで要支援だったんですが、更新で要介護2になられたYさんです。

 

病気の進行で、あまりいい状態ではなく、すぐにでもお一人で歩く事も

ままならなくなるとケアマネさんは言います。

 

だから早めに通院介助の契約をしたんだと言われました。

 

 

元々看護師さんで患者さんの痛みを嫌という程見て知っているYさん。

 

だからこそなのか、他の人に心配をかけるような事はしたくない

と言われます。

 

少しくらい辛くても、家に来てくれた人には最大限のおもてなしを

したい。

 

ほんのささやかなおもてなしでも、精一杯の心でもてなしたいという

気持ちが伝わります。

 

私たちは本来ならお茶もお菓子も頂かないでくる事が多いです。

 

でもそれは利用者さんに過度な準備をさせたり迷惑をかけないためです。

 

信頼関係を崩してまでお茶を頂かないのではありません。

 

 

こんなにいくつもの病気を持ちながら、常に前向きのYさんの事は

ケアマネさん同様長いお付き合いになれたら良いなと思います。

 

見習いたい部分が沢山ありますので。

 

 

 

 

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