母の認知症から思わぬ事態が発生しました。
両親の入所費用をそれぞれのお金で支払いするため、母の貯金を下ろそうと
した時、母の資産は勝手におろせないという事がわかりました。
何?自分が頑張って貯めてきたお金を自分のために使おうとしても
それが認められないってどういう事?
簡単に言えば、母が認知症だから。
今の世の中、認知症の親の財産を勝手に使ってしまうケースが多く、
そんな認知症の人の財産を守るための制度があったんです。
それが後見人制度です。
後見人には親族がなる事も可能です。
我が家では私の弟に後見人になってもらう様に手続きする事にしました。
言葉でいうのは簡単ですが、これが大変な作業でした。
弟にはとっても迷惑かけました。
後見人になるためには家庭裁判所に書類を提出し、認められないと
なる事はできません。
却下される可能性だってあります。
それが認められるまで、最短で3か月はかかると言われました。
たまたま3か月分の支払いをする程度はまだ手元にあったので、
困る事はありませんでしたが、もしなかったら大変でした。
この問題は母の支払いだけで済む話ではありませんでした。
父の施設利用の料金をなるべく抑えるため、負担限度額の認定申請を
しようと思ったら、夫婦の合計資産額が必要で、母の資産がわからない
から申請する事もできないんです。
少ない年金でやりくりしてきたので、最高額の支払いをするのは
大変な事です。
とにかくこの後見人制度のデメリットそのもので苦しめられています。
この度母当てに通知があり、弟が後見人に認められたという事です。
弟から電話が来ました。
私は思わず、「良かったね」と言いましたが、またしても納得できない
事があったんです。
それが監督人の存在です。
親族が後見人に選任された場合に、監督人が選任される事があります。
監督人が選任された場合には月額の支払いが発生するんです。
何ですか。これは。
この支払いがずっと毎月発生するんです。
この監督人は何処の誰だか全く知らない、裁判所が決めた人です。
その人に毎月万を超える支払いをしていくって事なんです。
これって国がやってる犯罪じゃないですか。
ちっとも認知症の人の財産を守ってないじゃないですか。
後見人は弟になったんです。
それじゃ不足なんですか。
その支払い額は資産の額によって違う様ですが、まったく納得ができません。
国がやっている制度ですから、もし仮に訴えたとしても
「それが国が定めた制度だから」
で終わりでしょう。
ひどい制度です。
この監督人さんは毎月何かするんですか?
母のために何を働いてくれるんでしょうか。
働いてもらって報酬を支払うのは当然ですが、この場合はどうなんですか。
我が家と同じような思いをしている人は多いでしょうね。
皆さんのご家族は大丈夫ですか。
施設を利用させたくても本人のお金をおろせないって事が起こります。
子どもの知らない預貯金があって、知った時には国に差し押さえられてる
なんて事がもしかしたら起こるかもしれませんよ。
頭の隅っこで良いので、覚えておいてください。
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