遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

薬を貰ってきてくれる人いませんか

 

 

 

 

介護保険制度でできない事って一杯あります。

 

なんでそんな事も出来ないの?って事が一杯あります。

 

先日も誰かやってくれる人いないかなと思った事がありました。

 

それがお薬の受け取りでした。

 

 

 

介護保険で要支援には身体介護や生活援助といった区別がありません。

 

先日の更新で要支援2から要介護1になったM子さん。

 

内科から寝る前に服用するお薬を貰っています。

 

そのお薬は最高でも30日分しか処方できないお薬です。

 

その他のお薬は60日分の処方が可能でした。

 

そこで今まで要支援の時は2か月ごとにご本人の受診がありますので、

途中1か月後に寝る前のお薬だけヘルパーが受け取りに行っていました。

 

それは医師も了解のもとで行っていました。

 

ところが要介護1の認定となり、担当ケアマネージャーから話が

ありました。

 

「このM子さんは健康なご家族が同居されていますから、生活援助の

算定はできません。薬の受け取りはご家族にお願いしないといけない

事になりますね。」

 

そうですよね。

 

薬の受けとりは身体介護ではありません。

 

代行するわけですから生活援助になります。

 

同居のご家族がいる場合、そのご家族が疾病があったりして生活援助が

できない理由がはっきりしていないと、お手伝いする事ができないんです。

 

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M子さんはお嫁さんとの関係が良好ではなく、頼むことができないんです。

 

頼みたくないんです。

 

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お嫁さんも今までヘルパーに頼んでいたんだから、引き続きやってほしいと

言います。

 

でもそれができないんです。

 

M子さんの薬を貰ってくれる人がいません。

 

30日目に自分で通院してもらうしかないんです。

 

しかし高齢のM子さんにとっては大変な事です。

 

仕方がないので、医師に相談して1回1錠の所を1回2錠の処方にして

もらい60錠貰う様にお願いしてみました。

 

医師も了解してくれてしばらくはそれで何とか2か月に1回の通院でおさまって

いました。

 

それで良かったんです。

 

ところがまた最近M子さんがヘルパーの薬の受けとりについて話をする

様になりました。

 

良く聞いてみると、1回1錠服用していたのを、いつからか1回1錠半

飲むようになっていたんです。

 

そうなると60日分あったものが45日でなくなってしまいます。

 

また不足が発生してしまったんです。

 

でもできないものはできないんです。

 

 

しょっちゅうこんな事があるんです。

 

だから私はこういう介護保険の制度ではできない事をやってあげる人に

なりたいんです。

 

代替え診察でもご家族の許可があればやってあげます。

 

困っている利用者、ケアマネさんは多いです。

 

その手助けができたら良いなと思っています。

 

現役の延長のまま始められたら、今関わっている他事業所のケアマネ

さんたちとも引き続きおつきあいしていただいて、困っている方達

の所に行ってお手伝いしたいと思います。

 

 

 

 

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