遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

買い物代金は利用者持ちですよ

 

 

 

90歳をとっくに過ぎているのに車も運転し、一人暮らしを

満喫していたK次郎さん。

 

最近様子が変わってきました。

 

ヘルパーはお掃除で週1回訪問していましたが、ケアマネさんに

息子さんから電話があり、掃除よりも食事の準備をお願いしたい

と連絡あったそうです。

 

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いくら息子さんからのご依頼でも、ご本人から了承を得ないと

さすがに開始できないので、ケアマネさんとご本人宅に行き

そのご意向を聞きました。

 

息子さんが言われたように、食事の準備が大変になってきたので

是非お願いしたいと言われました。

 

それであれば早速始める事にしたんです。

 

調理をするには食材が無いとできないので、買い物をどうするかも

相談しました。

 

そしたら作る人が買った方が作りやすいんじゃないかと言われたので、

買い物もヘルパーで行う事にしました。

 

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来週から調理を開始するために、次の日曜日に買い物をして、月曜日

から調理に入れるように調整したんです。

 

話がうまくまとまって良かったと思ったら、事業所に戻った途端に

K次郎さんから電話がきたそうです。

 

話し合いの中で調味料も購入させてもらう話をして、5~6千円程度

準備してくだされば十分と話しをしてきました。

 

それなのに電話ですごい剣幕だったそうで、

 

「お金を出すなんて息子から聞いてない。自分にはそんなお金は

ないんだ。どうしてくれるんだ。そっちで買い物してくれるって

言ったよな。お金をこっちで出すならお願いしなかった。」

 

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買い物のお手伝いはあくまでも買い物代行です。

 

当たり前だと思っていました。

 

でもしっかり説明をしないと、買い物代金までヘルパーが出すと思って

しまうんですね。

 

初めてです。

 

「ヘルパーが買い物してあげますよ。」

 

この言葉がイコール、「料金もヘルパーが負担しますよ」になるんですね。

 

普通に考えたらわかるでしょ、じゃないんです。

 

説明不足だったんですね。

 

でも自分の食事を作る食材費までヘルパーと言うか介護保険で見てもらえる

という発想がすごいです。

 

それはありません。

 

個人負担です。

 

まあ90をとっくに過ぎているし、最近認知症状が現れてきていたので

仕方ありませんが、すごい剣幕で電話口で怒っていたようなので、

さすがにケアマネさんも困っていました。

 

息子さんに説得してもらい、来週には調理を開始できるようにして

あげたいです。

 

お金の話なのでご家族で何とかしてくださいね。

 

お願いします。

 

 

 

 

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