遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

昔の人がつけた名前

 

 

 

以前にも高齢者の名前についてブログにしたことがありましたが、

またしても変わったお名前のおじいちゃんに出会いました。

 

名前はその人にとっては一生同じまま変えることなくついて

行くもの。

 

親から頂く初めてのプレゼンのです。

 

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親は子供にとって意味のある、希望を含めた名前をつけてあげる事が

多いと思います。

 

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でも昔は少し違ったような気がします。

 

おばあちゃんたちに良くあるのが、トメさんやシメさん。キメさんも

います。

 

皆さん末っ子で、もうこれで最後の子という意味の名前なんですって。

 

8番目とか9番目だとまあわからなくもないですが。

 

今はそういう名づけ方はあまりしないんじゃないでしょうか。

 

おじいちゃんには子孫繁栄の希望を込めた名前の種雄さんも

います。

 

変わったところで数字の名前。「一二三」のひふみさんは今も沢山

おられます。

 

珍しいのが「六七八」でむなはちさんがいます。

 

可愛いおじいちゃんです。

 

このお名前の由来は何だったんでしょうね。

 

昔ニュースになった、「悪魔」君と命名しようとして却下になった

事がありました。

 

やはりそのお子さんにとってどうしてもマイナスのイメージになって

しまうと判断されたんでしょうか。

 

つけられませんでした。

 

昔はそんな却下なんて事はきっとなかったんでしょう。

 

今回出会ったおじいちゃんは「捨雄」すておさん。

 

このおじいちゃんもとっても可愛いおじいちゃんです。

 

でもそのお名前には苦労もあった様です。

 

 

このお名前を見た職員の一人が、

 

「拾う」を間違って「捨てる」って書いちゃったんじゃないかしらね。

昔って間違ったままがあるじゃないって。

 

そうそう昔って出生届も適当に出して本当の生まれた日じゃない日が

誕生日になってる人もいますからね。

 

本当は「しげこ」さんなのに、「しけこ」さんっていましたよ。

 

書いた人が「け」の濁点を忘れたんですって。

 

きっと捨雄さんも本当は「運よく拾った男の子、ラッキーボーイ」

だったんじゃないでしょうか。

 

名は体を表すと言いますが、昔の名前はどうなんですかね。

 

体は「からだ」ではなくて「本体や実体」の意味の様ですが、

そんな事は関係なかったんでしょうね。

 

今はキラキラネームで私たちには読めない名前が多くなっています。

 

この子達がおじいちゃんおばあちゃんになる頃には、どんな名前が

主流になるんでしょうか。

 

見られないのが残念です。

 

 

 

 

 

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