遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

精神科受診を勧めたい

 

 

 

以前にもブログにした、職員にもかみついたりするおばあちゃん

のその後です。

 

その後と言っても何の変化もありません。

 

どこの施設からも受け入れは拒否。

 

在宅で見て行くしかありません。

 

その介護抵抗は更にエスカレートしています。

 

私たちが何かいえばその3倍くらいの言葉が返ってきます。

 

パンツ交換で訪問していますが、立ってくれません。

 

無理に立たせられるようなきゃしゃな体格ではありません。

 

結局しっかりとした清潔を保つ事ができず、お尻は真っ赤にただれて

痛そうな状態です。

 

何とか認知症対応型のデイサービスだけは必死に頑張ってくれています。

 

でも日々私たちヘルパーは格闘しています。

 

たたかれる、けられる、物を投げつけられる。

 

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ここから自分の身を守るのに精一杯なんです。

 

いつも失禁状態ですから、リハビリパンツのゼリーが下半身

全部についており、座っているソファーはもちろん大変な状態です。

 

今日ひとりのヘルパーさんに言われてしまいました。

 

「私たちの事も守って下さい。受診を勧めて下さい。」

 

当然の事です。

 

ケアマネさんも受診の必要性は息子さんに何度も伝えました。

 

でも息子さんにはピンと来ていないんです。

 

最初はしっかりと認知症を診断してもらうために脳外科や

メンタルクリニックの受診を勧めてきました。

 

しかし今はそういう状況ではありません。

 

精神科の受診が必要な状況になっています。

 

どうしたら今のこの状況から逃れる事ができるのでしょうか。

 

昨日デイサービスの方から、お尻のただれには入浴して清潔に

するのが一番だから、週2回を週3回にしても良いと言って

くれたようです。

 

有難い話です。

 

しかし今の介護度では更に限度額オーバーしてしまい、支払い金額が

施設入所と同じくらいの金額になってしまいます。

 

区分変更をかけて介護4にしてもあふれるとケアマネさんは言っていました。

 

その原因が介護抵抗や粗暴行為による二人体制が必要だからです。

 

一人では何もできません。

 

常に二人体制でなければならないんです。

 

要するに普通の2倍の金額がかかるんです。

 

そうしてでも入所や入院治療を考えず在宅介護を選ぶのは

なぜなんでしょうか。

 

でもやはりこのままで良いはずはありません。

 

明日再度ケアマネさんにも精神科受診が必要だと話してみます。

 

ちなみに私は今日の訪問で、一度当てた尿取りパットを投げつけられ

アレルギー反応なのか、鼻に炎症がおきています。

 

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毎日誰かが何かしらの悲劇に遭遇しています。

 

受診すれば家族も良いしご本人も楽になると思いますが、そう思うのは

私たちだけなんでしょうか。

 

こんな介護現場は稀なのかもしれませんが、でも現実なんです。

 

訪問開始当初はこういうおばあちゃんではありませんでした。

 

だからこそ、受診して治療してほしいんです。

 

早く受診につなげてあげたいです。

 

 

 

 

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