遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

小規模多機能型居宅介護

 

 

 

母の認知機能や筋力の低下から介護度を見直ししてもらう様に

ケアマネさんにお願いをしました。

 

私は3月1日付の区分変更だと思っていましたが、どうせなら早い

方が良いということで月途中ですが、先週すでに変更申請の手続き

をしてくださいました。

 

施設に申し込みをしてもそんなにすぐに入れるものではないので、

在宅にいるのなら介護度を上げた方が何かと良いと思うとケアマネ

さんからも言われました。

 

そしてその時新たに提案がありました。

 

それが小規模多機能型居宅介護です。

 

これは「通い」「訪問」「宿泊」がいつもの顔なじみの職員が対応してくれ

それぞれの単独のサービスではなく組み合わせて使えるサービスです。

 

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料金も月額の定額制で沢山利用する人にとっては格安にサービスが提供

される事になります。

 

母は昔から社交的で、すぐに友達も作ってしまうような性格なので、

ケアマネさんはこの小規模多機能型居宅介護も視野に入れたら

どうかと提案してくださいました。

 

確かに悪い話ではないと思います。

 

しかし今の母はそういう環境の変化についていけないような気がするんです。

 

すこし前までだったら柔軟に対応できたかもしれません。

 

今の母はどうなんでしょうか。

 

少し不安です。

 

デイサービスも顔なじみの人がいて楽しんでこられるんだと思います。

 

それを全く知らない所に行ってなじめるんでしょうか。

 

混乱してしまうような気がします。

 

弟にはまだこの話はしていませんが、たぶんこのままの方が良いんじゃ

ないかと言うような気がします。

 

それに小規模多機能型居宅介護に変更すれば、ケアマネさんもそこの

事業所のケアマネさん変更しなければならなくなります。

 

それは私が不安になります。

 

これからまた新たな環境を作り出すのは、やっぱりちょっと抵抗が

ありますね。

 

せっかくの提案でしたが、今回は見合わたいと思います。

 

父の事、母の事、2人の事を色々と考えてくれるケアマネさんを

私は本当に頼りにしています。

 

これからもまだまだ悩ませると思いますが、もうしばらくおつきあい

頂きたいと思っています。

 

デイサービスもヘルパーさんも本当に良くやって下さいます。

 

慣れた方達と離してしまう事はやっぱり抵抗があります。

 

母のためには今は環境を変えないことを選びます。

 

施設入所は視野に入れながら、もうすこし考えたいと思います。

 

 

 

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