遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

「いないはずがいたんです」って

 

 

 

日中訪問業務で忙しく、請求業務がどうしても残業になってしまいます。

 

早く終わらせなきゃと必死になって仕事しても、あっという間に19時半を

回ってしまいます。

 

そんなときに事業所の電話が鳴りました。

 

こんな時間に?

 

「もしもし。ヘルパーステーションです。」

 

「遅くにすみません。あのね、いま私が帰宅したらいないはずのおばあ

ちゃんが家にいたんです。」

 

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オムツ交換で訪問しているおばあちゃんの娘さんからでした。

 

「え?どうしたんですか?」

 

「まだショートステイ中のはずなのに、帰ってきてるんです。

困っちゃいました。急ですけど明日ヘルパーさんオムツ交換に

来ていただけますか?」

 

「あら、それは大変ですね。いつもの時間より少し遅くなりますが

それでも大丈夫ですか?」

 

「それは大丈夫ですよ。」

 

「良かった。ショートステイの方にも電話して、どういう事なのか

聞いてるところなんですけど、返事がまだないんですよ。」

 

「そうなんですね。明日は訪問しますけど、ケアマネさんにもこれから

報告しますね。」

 

「お願いします。」

 

なんと、ショートステイで退所日を間違った様です。

 

こんな事も起こるんですね。

 

初めてです。

 

ケアマネさんに報告して、ケアマネさんもショートステイに

問い合わせをしたようです。

 

そしたらただの思い込みの勘違いでした。

 

提供票にもしっかりと帰宅日は示されています。

 

もう一度入所してもらうのかと思ったら、もう別の利用者さんを受け入れ

してしまって、おばあちゃんは帰されたままとなりました。

 

これってどうなんですか。

 

利用者家族さんからの信用がなくなってしまいます。

 

その後どのような対応をしたのかはわかりませんが、残念な話です。

 

私たちは変わりなく訪問します。

 

それで何とかなりますけど、家族さんはどう思っているんでしょうね。

 

帰宅した娘さんビックリしたでしょうね。

 

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今後は気を付けて下さいね。

 

 

 

 

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