若い時は本当に立派なお母さんだった方が、認知症によってたいへんな
事になってしまいました。
でも、若い時のおばあちゃんを知る息子さんは、現状を受け入れできず、
受診を勧めても一向に行こうとしませんでした。
ところが自宅で転倒し、自分では全く動けず、息子さんにも動かす
事ができなくなってしまい、とうとう救急車を呼ばなければならない
状況となってしまいました。
そして救急搬送され、整形外科に入院となりました。
整形外科の入院ですが、おとなしく入院できるはずがありません。
やはり入院中も介護抵抗や暴言があったんだと思います。
病院の方から、専門医の受診を勧められたようです。
今までずっと受診を拒否していた息子さんも、病院から言われたら
受け入れるしかありません。
やっと専門の病院に入院する事ができました。
整形外科の治療も必要ですが、それよりも先に認知症の治療を
しないと何もできません。
良かったと思います。
治療が上手くすすめば、ご本人も楽だと思いますし。
もっと早く治療に入れば良かったんですが、なかなか先にすすみません
でした。
転倒をきっかけに本来必要だった治療につなげる事ができました。
服薬治療になると思いますが、落ち着いて下さる事を願って
います。
ケアマネさんからは、「ヘルパーさん達お疲れさまでした」と言われました。
おそらくこのまま施設入所につながると思うとの事です。
ここでやはり在宅生活は終わりになってしましました。
しっかり治療してまた家での生活に戻ってほしいのが本音ですが、
やはりそれも叶いませんでした。
おばあちゃんご自身はどう思っているんでしょう。
きっとおうちに帰りたかったでしょうね。
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