遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

介護者に病気が見つかる

 

 

 

現役の時は学校の校長先生までやった立派なおじいちゃん。

 

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そんなおじいちゃんが徐々に弱くなり、筋力も認知機能も低下

してきました。

 

昔のおじいちゃんの姿をいつまでも維持したい介護者の奥さん。

 

毎日とっても気を使って介護してきました。

 

デイサービスに行くにも小さいボタンのついたベストを着せて

ベルトのズボンをきちんとはかせ、ブレザー姿で行かせます。

 

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施設の立場からすると、そんなにカチッとしたスタイルにしなくても

着やすい、着せやすいスエットのようなスタイルの方が楽で良いと

思うわけです。

 

でもそれができない奥さんなんです。

 

「お父さんにそんな変な恰好をさせられない」

 

そんな感じです。

 

来る日も来る日もお父さんのためと頑張ってきたんです。

 

そんな介護者だった奥さんに病気が見つかったんです。

 

おそらく早急に治療が必要になると思われます。

 

私たちは通院介助で訪問していましたが、利用開始当初は院内は

奥さんが介助するので、乗降介助だけで良かったんです。

 

しかし最近になって、疲れて疲れてしょうがないので、院内も

ヘルパーさんにお願いしたいと変わってきたんです。

 

24時間356日介護しているんですから、疲れて当たり前です。

 

ですから私たちも奥さんの異変には気づきませんでした。

 

ところが毎月訪問しているケアマネさんから、奥さんに病気が

見つかったと話が来ました。

 

これはただ事ではありません。

 

子供さん達は遠方でなかなか来られません。

 

奥さんが入院で不在となれば、おじいちゃんを一人家においていく

わけにはいきません。

 

受け入れしてくれる施設を早く探さなきゃなりませんし、奥さんも

きちっとカチッとさせるなんてことを考えたりしないで、自分の

事を最優先に考えてもらわなきゃなりません。

 

なんでこんな事になってしまったんでしょうか。

 

とにかく毎日気を使って神経をとがらせていましたから、無理が

たたったんじゃないでしょうか。

 

これからはおじいちゃんの事は介護職に任せて、ご自身の治療の

事を考えてほしいと思います。

 

治療してきて下さい。

 

奥さんが元気になる事が一番です。

 

皆が待っていますので。

 

 

 

 

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