買い物援助で訪問している一人暮しの女性。
まだ７０歳でおばあちゃんではなく、お母さんです。
上半身に多少の不自由がありますが、それ以外は元気なんです。
旦那様が亡くなってから一人暮らしをしていますが、２匹の
ワンコと生活されていました。
ところがこのワンコがどちらも癌を患っていたんです。
とっても大人しい２匹なんですが、大人しいと言うよりはだいぶ
辛そうな状況だったんだと思います。
雌が乳がん、雄が肝臓がんだそうです。
どちらも寝ている時間が多くなっていますが、散歩にも行くし
ご飯も食べています。
今はこの２匹のワンコが生きがいだと言われます。
娘さんはいますが、自分の子供ではなく旦那さんの連れ子なんだそうです。
でも頻繁に来てくれて、ワンコの病院にも連れて行ってくれたり
まったく疎遠な関係ではありません。
私たちが訪問すると雄のワンコが「なでて」と近づいてきます。
雌はそんなところを遠目でみてすぐに横になってしまいます。
なでなでして買い物に出かけます。
帰宅すると２匹とも眠っています。
何だか安心して眠っているんです。
本当に癒されます。
ところがとうとう雌のワンコが先日天国に旅たちました。
買い物の訪問は普通に行きました。
もう泣いて泣いて買い物内容を聞きとりできません。
こちらからは何も聞いていませんが、まだ自分のベッドにいると
言われました。
自分のベッドですか。
ドライアイスを入れるでもなく普通にいると言うんです。
火葬は亡くなってから１週間後だとか。
ちょっとだけひいてしまいました。
分身の様に可愛がっていたワンコなだけに、なんとも思わない
んだと思います。
次の週に訪問してもまだ泣いています。
相当なショックを受けています。
これは年齢も関係ないんですね。
若い人にペットロスで仕事に行かれなくなる人がいますが、７０歳だって
同じです。
早く元気を取り戻してもらいたいですね。
元々明るいお母さんですから。
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