遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

イヤホンが壊れた?

 

 

 

日曜日、父からの電話でイヤホンが壊れたと言っていました。

 

ヘッドホンだったら壊れるかなと思いますが、昔ながらのイヤホンって

壊れるかしら。

 

弟が2種類のイヤホンを持ってきてくれたんだそうです。

 

昔からある、耳の穴に差し込むところが突起しているタイプと

平になっているのとあります。

 

 

今回聞こえなくなったのが突起のある方でした。

 

 

 

というかイヤホンは壊れないでしょう。

 

でも父が新しいのを買ってほしいと希望しているので、

弟にメールで連絡しました。

 

早速弟は施設に行ってくれたようです。

 

ラインで返事が来ました。

 

「父のイヤホンに異常なし。ラジオのイヤホン接続口が壊れてる。

家にあるラジオはアナログ選局で使えないらしい。デジタル選局

のラジオが欲しいとの事。」

 

やっぱり。イヤホンはそんなに壊れないでしょうね。

 

 

父にとってラジオは若いころから必需品で相棒でした。

 

自宅で仕事をしていた父は、ずっとラジオを聞きながら仕事を

していたんです。

 

その中のお気に入りが、「全国こども電話相談室」でした。

 

「ダイヤルダイヤルダイヤルダイヤル、回してパカスカパカスカ

パカスカパカスカかけちゃお・・・・」

 

私が小学生の時、父に勧められて実際にかけた事がありました。

 

私の声がラジオで流れたんですよ。

 

無着成恭先生の方言?なまり?がとても印象的で、覚えています。

 

分かる方はきっと同年代ですね。

 

 

 

耳が悪くなってもやはり父にとってラジオは友達です。

 

弟に新しいラジオを買ってあげてほしいとお願いしました。

 

良く聞いたらイヤホンも4つ目だったんだって。

 

悪いのがラジオじゃ、いくらイヤホンだけ交換してもダメですよ。

 

今度はちゃんと聞こえるようになりますよ。

 

良かったね、お父さん。

 

 

 

 

 

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