遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

認知症を理解していないヘルパーさん

 

 

 

 

父からの電話で弟に頼み事があったので、久しぶりに弟に電話を

しました。

 

頼み事は伝えましたが、弟の方からはヘルパーさんに対する愚痴を

聞いてしまいました。

 

父はしょっちゅう愚痴を言っていましたが、弟から聞くのは初めてじゃ

ないでしょうか。

 

母の認知もかなり進んでいます。

 

食事は目のまえで食べさせないと食べなくなってしまったんです。

 

ですから母がデイサービスに行かない日は弟が朝昼の食事の時間に

家に来て食べさせなければならなくなりました。

 

夕食だけはヘルパーさんにお願いしていたんです。

 

ところが、一人のヘルパーさんが何だかおかしいんです。

 

訪問時間は17時から18時でお願いしていますが、そのヘルパーさんは

16時頃に来るようなんです。

 

16時だと母もデイサービスから戻ったばかりでお腹もすいていません。

 

母が「後で食べるから置いて行って」と言うんでしょう。おそらく。

 

そんな認知症の母の言葉を鵜呑みにしてそのまま帰ってしまうんです。

 

弟が帰宅後台所を見ると、夕食がそのまま残され、母はすでに眠って

います。

 

 

その片付けを弟は毎週しなければならない様なんです。

 

弟が言うには、そのヘルパーさん、お椀に入れたお味噌汁を、冷凍庫に

入れて行くんだそうです。

 

 

 

 

お椀のまま冷凍してどうするんですか。

 

お椀のままレンジで温めたらダメでしょう。

 

ヘルパーらしからぬことをしますよね。

 

母が認知症だという事を事業所から説明されていないんでしょうか。

 

そんな事は無いはずです。

 

お椀ごと冷凍している事は、たぶんこちらで言わなければ事業所では

把握できないと思います。

 

弟はこのヘルパーさんが来る日は、やる事が増えるんだよと言います。

 

そうですよね。全く手を付けていない夕食をそのままにはできない

わけですから。

 

せめて母に夕食だけは食べさせてほしいです。

 

服薬もあるんです。

 

服薬だけはさせてくれているんでしょうか。

 

弟は母の在宅が限界だと言いました。

 

明日ケアマネさんに相談したいと思います。

 

ヘルパーさん、もうすこしの間何とか面倒見て下さい。

 

お願いします。

 

 

 

 

 

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