遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

母の言葉は真実か確かめてみた

 

 

 

 

今でも会話の声にははりがあり、昔と全く変りない母です。

 

今日も父から電話があり、母と話をしたと言っていました。

 

元気だったよって言っていました。

 

先日母と話をした時、近所の郵便局の話になりました。

 

2年前、まだ実家に通っている時、いつも利用していた郵便局が

移転する事がかかれてあるのは見ていました。

 

母が電話で郵便局が近くなったから一人で行ってきたと言ったんです。

 

 

隣の猫を見に行って、家の前で転んでしまっている母です。

 

それから買い物も一人で行くことはなくなりました。

 

さらには母が通帳を一人で管理しなくなりました。

 

どう考えても母が一人で郵便局に行ってきたというのは怪しい

発言なんです。

 

頭ごなしに否定するのもかわいそうなので、郵便局の移転先が

何処になったのかを調べてみました。

 

そしたら、元の場所の隣の土地に移転していました。

 

けっして家から近くになった訳ではありませんでした。

 

自分で調べる前に、父から電話が来た時に聞いたんです。

 

「郵便局さ、家の近くに移転したの。」

 

「さあ、どうなのかな。わからないや。」

 

「お母さんがね、郵便局が近くなったから行ってきたって言うのよ。」

 

 

「さあね、危ないね。」

 

「一人でなんか行かれないわよね。」

 

「そうだね。」

 

やっぱり母の妄想でしたね。

 

父も郵便局の新しい移転先は知りませんでした。

 

父も骨折してから一人での外出はできなくなりましたので、

自分が90年生活した地元の事もわからなくなってしまいました。

 

残念なところもありますが、こんな会話しか話題がない事が

幸せだと父と二人で言いました。

 

今回も体調不調の話しは一切なく、両親ともに元気な報告だった

ので、良かったです。

 

母の妄想はそんなに問題視しません。

 

否定せず黙っています。

 

今度は何を言うか不安もありますが、でも面白いので楽しみなところも

あります。

 

母の言葉は真実ではなかったけど、笑える範疇だと思っています。

 

 

 

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