遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

セクハラの境界線②

 

 

 

 

セクハラの境界線で、また思い出しました。

 

以前も注意すれば良いのかしないのか考えた末に、訪問をお断り

したおじいちゃんがいたことを思い出しました。

 

元気な要支援のおじいちゃんに週1回買い物で訪問していました。

 

歩行に多少の不自由がありましたが、歩けない事はありません。

 

御本人はふらつきがあって怖い思いをすると言っていました。

 

訪問したヘルパーさん達が怒っていたのは、

 

「ふらついたと言って肩に触れて、支えてもらおうとする事。」

 

全く悪びれることなく触ってきます。

 

怒って良いのかいけないのかわからないような行動です。

 

これにはヘルパーも困りました。

 

 

 

柱時計の電池を交換してほしいと言って椅子に上がらせて、

危ないから支えてあげると言ってお尻を触るっていう事も

ありました。

 

ここまでくるとアウトです。

 

話をしに行きました。

 

そしてこのおじいちゃんは男性ヘルパーのいる事業所に変更して

もらいました。

 

セクハラするって事はまだまだ元気な証拠だと言いますが、

元気でもちゃんと分別ある人はセクハラなんかしませんよ。

 

最近はあからさまにセクハラ行為をする人はいなくなりました。

 

でもヘルパーは常に非常線を張って仕事しています。

 

万が一って事もありますからね。

 

 

 

 

 

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