遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

恐れていた事が現実になってしまいました。

 

 

 

 

弟から連絡がありました。

 

「今施設から緊急連絡。PCR検査の結果陽性。」

 

今母が入所しているショートステイでコロナが発生してしまいました。

 

 

マイナスで入所して次の日に感染者が出た事がわかり、その後おそらく

広がってしまったんでしょう。

 

とうとう母も感染してしまいました。

 

ただ今は全くの無症状との事。

 

本来なら明後日が退所日です。

 

どうしたら良いんでしょう。

 

弟から電話が来ました。

 

「どうする?家に戻すの?」

 

 

 

 

「今ケアマネさんからの連絡待ちなんだよね。デイサービスもヘルパーさんも

使えないからね。」

 

「そうよね。」

 

「なんか、施設で延長はできるって言ってるみたいなんだけどね。」

 

「あらそれは有難いじゃない。そうした方が良いよ。」

 

「ただ、本人がお金の事を気にしてるからね。」

 

「お金の事なんかどうでも良いからさ。」

 

「とりあえずどうするかケアマネさんからの話を聞いてからだね。」

 

「分かった。」

 

弟からの電話を切って、まもなくケアマネさんから私の所に電話が

きました。

 

「お世話になっています。弟さんからお聞きになったと思いますが、

施設の方ではこのまま延長する事はできるそうですが、いかがですか?」

 

それはそうですよね。感染していない人を入所させるはずが無いですから、

このままいてもらった方が施設も空床になりませんからね。

 

「おうちに連れて帰られて心配なのは、今は無症状であっても万が一

状態に変化があった時ですよね、お一人にするより施設にいた方が安心かと

思います。」

 

「それはそうですよね。」

 

「弟さんも濃厚接触者になってしまわれますからね。」

 

「それも困りますね。弟と相談しますが、延長の方向でお願いしたいと思います。」

 

「わかりました。施設の方にお伝えしますね。」

 

「お願いします。」

 

弟と相談する前に延長のお願いをしました。

 

弟は本人が相当退屈らしいから、本人が良ければ自分も助かると言って

いました。

 

そうですよね。三食の面倒を見なくてはならないのは大変です。

 

感染のリスクもありますしね。

 

夕方母に電話をしました。

 

「お母さん体調はどうなの?」

 

「体?大丈夫よ。」

 

「ご飯は?ちゃんと食べた?」

 

「はい、全部頂きましたよ。」

 

 

「あのね、コロナに感染しちゃったから、このままもう少し施設で

療養してください。今家に帰ると(弟)も濃厚接触者になって、仕事に

行かれなくなっちゃうからね。」

 

「あらそれはダメだわね。このままここで療養していれば良いのね。」

 

「そうコロナに感染したら10日は何処にも出られないからね。家に帰っても

デイサービスにも行かれないし。」

 

「わかりました。このままここにいます。」

 

という事で、何とか母も了解してくれました。

 

このまま無症状で経過してくれることを願っています。

 

父は母が感染したことはまだ知りません。

 

日曜日の状況を見て知らせます。

 

無症状なら知らせても良いと思いますので。

 

どうかこのまま無症状でいて下さい。

 

 

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