遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

婦人科の病気?違うよ。

 

 

 

 

 

 

両親ともにコロナに感染してしまいました。

 

母はすでに療養生活も終わり今まで通りの生活に戻っています。

 

父はまだ施設内で隔離生活を送っています。

 

母は定期利用しているショートステイに入所して次の日に陽性に

なってしまいました。

 

そこのショートステイはユニット型の個室ですから、母が部屋の外に

出られないだけで、別の所で隔離されたわけではありません。

 

感染したからって無理やり帰宅させられるのではなく、そのまま置いて

下さったことは有難かったと思っています。

 

ところが思わぬ事で、隔離の弊害が出ていました。

 

退所して次の日に母から電話があったんです。

 

「あのさ、なんだかお尻あたりが痛痒くてどうしようもないんだけど、

婦人科に行って塗り薬でももらってきた方が良いのかしらね。」

 

「痛痒いの?ただれちゃったかな。」

 

「何だか知らないけど、痛いし痒いしどうしようもないのよ。」

 

 

 

これはおそらく陰部のただれでしょう。

 

コロナに感染し母の部屋に入る職員さんは、防護服を着用しての入室

だったはずです。

 

必要最低限の入室しかしないと思います。

 

母は認知症ですが、受け答えがはっきりしていますから、毎日のパンツの

交換もおそらく声掛けだけして、介助しての交換なんかしていなかったん

じゃないかと思います。

 

「パンツ交換してくださいね。」

 

「はいわかりました。できますから大丈夫です。」

 

なんて会話になったんじゃないかと思います。

 

想像ですけど。

 

しかし返事は立派ですが、手をかけなければ交換なんかしません。

 

自宅でもデイサービスに行かない日もヘルパーさんが交換してくださいます。

 

さらにコロナ陽性での隔離ですから入浴もしておらず、室内での陰部洗浄も

していないと思います。

 

在宅では毎日訪問してポータブルトイレでの陰部洗浄とパンツ交換を行う

利用者がいます。

 

でも施設内では入浴日がありますので、部屋での陰部洗浄なんかやっていない

と思います。

 

10日間お風呂も入らず、パンツ交換も本人任せにしていたら、母の場合は

陰部のただれを起こしてもおかしくありません。

 

母には言いました。

 

「お母さん、それは病気じゃないのよ。パットが汚れたらすぐに交換して

いつもきれいなパットをしていたら、そんなことにはならないわよ。」

 

「じゃあしょっちゅうパットを交換すれば良いんだ。」

 

 

「そうよトイレに行くたびに交換すれば良いのよ。不潔な状態のまま

いくら薬を塗ったって治らないからね。とにかく清潔にする事よ。」

 

「じゃあ、やってみます。」

 

現在は今まで通りデイサービスでの入浴と、ヘルパーさんの身体介護で

清潔がある程度は保たれていると思います。

 

 

 

 

あれから電話はありませんから、おそらく良くなってきたんだと思います。

 

せっかくショーステイに行ったのに、コロナのおかげで身体介護を

全く受けられず、陰部のただれを起こしての帰宅でした。

 

痛痒くて気の毒な思いをさせてしまいました。

 

ちゃんとパット交換できれば良いんですが、今の母は介助が必要でしょうね。

 

痒みなくなったかしら。

 

今度聞いてみます。

 

 

 

 

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