遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

他人にはわかってもらえない介護者の辛さ

 

 

 

 

もう10年以上前に介護者だったお母さんが、今は通院介助を依頼される

利用者になりました。

 

久しぶりに介助した時に、昔話をしてくれたんです。

 

そのお話はおじいちゃんが利用者だった時の話で、当時そんなことが

あったとは全く知りませんでした。

 

おじいちゃんはいつもニコニコしてとっても穏やかな方でした。

 

私たちには。

 

ところが介護者であるお母さんにとっては本当に辛い介護生活だった

んです。

 

一番が昼夜逆転した事。

 

夜中に何回も起きて排泄介助。

 

日中おじいちゃんは寝ているけど、入浴が来たりヘルパーが来たりして

お母さんは寝ているわけにもいきません。 

 

そして夜になるとまた眠らずに起きている。

 

そんな生活が続き、自分が先にダメになってしまうと判断して、施設入所

の申し込みをして特養に入所になった様です。

 

入所になってホッとしたところに、おじいちゃんの親戚から電話があり

 

 

「おじいちゃんの面会に行ったら、施設に押し込められたと言ってたぞ。

一人家にいるのに、何で施設になんか入れたんだ。」

 

毎日寝る事もできない介護生活を何にも知らない親戚が、そうやって

せめてきたことが何よりも悔しくつらかったと話されていました。

 

 

そんなもんなんです。

 

介護をなにも知らない人に限って、お前は何をやっているんだと

文句だけ言うんです。

 

「じゃあやってみればいいじゃない。」

 

そう思ったと言います。

 

自分で介護をして、初めて在宅介護の大変さってわかるんです。

 

見てるのとやるのは全然違います。

 

介護している人にとっては、ねぎらいの言葉一つでまたやる気が涌いて

くるんです。

 

やって当たり前ではありません。

 

かなりの努力で続けているんです。

 

そこを理解してほしいです。

 

介護している人がいたら、何もお手伝いできなくてもねぎらいの言葉

くらいは誰にでもかけられると思いますので、是非声をかけてあげて

下さい。

 

言葉一つです。

 

 

 

 

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