遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

実家は安定、仕事は戦場

 

 

 

日曜日ですから、ちゃんと父から電話が来ました。

 

父の体調は安定しています。

 

昨日母から私の所に電話が来たことを話しました。

 

ショート中だった事は父は知っていました。

 

でも今日電話したけど出なかったと言っていました。

 

母は私にはかけてきましたが、父にはかけなかったんでしょうか。

 

ちょっと寂しそうな父でした。

 

 

どうです。

 

平和な実家の両親ですよね。

 

 

 

ところが仕事の方は大変な事になっています。

 

先日コロナ感染が分かった利用者さんを病院に連れて行ってくれた

ヘルパーさんが、今朝の抗原検査で陽性がわかりました。

 

介助を行ってから4日目の発症でした。

 

昨日の検査までは陰性で無症状。

 

今朝も無症状でしたが陽性が確認されました。

 

これで事業所内での陽性者が2人になってしまいました。

 

最初に陽性が出たヘルパーは利用者が発症する前日に訪問していて

4日目で陽性になったんです。

 

この4日の潜伏期間中は誰にもわかりませんよ。

 

検査をして初めてわかりますし、やらなければそのまま訪問して

更にウイルスをばらまいてしまう事になります。

 

 

陽性者が出てからは、出勤ヘルパーは訪問前に全員抗原検査を受ける

事が施設長からの命令となりました。

 

毎日検査される事は辛い事ですが、感染を広げないためには仕方が

ない事だと思います。

 

元々暇な事業所ではないので、二人も陽性者が出てしまうと、訪問が

回り切れなくなります。

 

明日以降の利用者さんに連絡し、訪問日をずらして頂いたり、通院介助

でも変わりのない方には薬の受けとりだけにさせて頂いたりして、訪問

調整がかなり必要となってしまいました。

 

皆さんにご迷惑をおかけしてしまいます。

 

でも、事情を説明すると皆さん快く了承してくださり、有難い限りです。

 

それにしても急な陽性発覚で、そのヘルパーに入っていた訪問者を他の出勤者で

振り分けなければなりません。

 

その大変な事。

 

最近はお昼ご飯がたべられません。

 

時間がとれないんです。

 

お昼に事業所に戻りますが、午後の出発まで10分しかなかったり

します。

 

トイレに行ってお茶を一口飲んだら出発です。

 

 

 

明日は移動中におにぎりを食べようかと考えています。

 

こんな生活がいつまで続くんでしょうか。

 

体は何とか頑張れますが、精神的に疲れてしまっています。

 

施設(ショートやデイ)で発生すれば受け入れ中止や休業になります。

 

でもヘルパーは最後の砦として休みにはなりません。

 

感染者の所にも訪問しなければなりません。

 

季節性の感染症の場合は感染予防で対応すれば、それほど感染しません。

 

でもコロナは違います。

 

感染力が違います。

 

3年も収束しないとは誰も思いませんでしたよ。

 

一日も早く収束してほしいです。

 

疲れました。

 

 

 

 

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