遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

困った親子喧嘩

 

 

 

我が事業所は介護保険の訪問介護と、障害者の訪問もやっています。

 

高齢の親と障害を持つ子供の両方が利用者になっているご家庭が

あります。

 

今日訪問したヘルパーから、予定していた援助ができなかったと報告が

ありました。

 

どうしたかと思ったら、今までにないくらいの親子喧嘩をしており、

全く手の付けようがなかったと言っていました。

 

 

今日は食材の買い物を行う日です。

 

障害の娘さんが買ってほしい物をリストに書いて、調理に使う食材は

ヘルパーが冷蔵庫の中を確認して購入してきます。

 

寝たきりのお母さんは歯が悪く刻み食をヘルパーが準備し、食べる時に

娘さんにレンジで温めて出してもらっています。

 

週に1回の買い物ですから、必要なものを購入する量も普通より多めです。

 

でも娘さんが依頼する者は糖尿病のある娘さんにはあまり食べてほしく

無い様なお菓子だったり飲み物を依頼されます。

 

そんなリストを見たお母さんが、少し控えるように注意をしたようです。

 

それに腹を立てた娘さんがいつになく激しく暴言を発し、書いたリストも

ビリビリに破かれ、何を声掛けしてもまともな返事をしなくなってしまった

様です。

 

限られた時間で買うものを決めて購入してくるのに、時間ばかりが経過

していき、娘さんをいくらなだめても全く落ち着く事がなかったようで、

お母さんが何かを言うと

 

「死ねー-」

 

と、とんでもない言葉を言ったそうです。

 

これはヘルパーも黙ってはいられません。

 

「そんな事言うなら、(娘)さんのための調理はしないから、自分で

何でもあるもの食べて。」

 

この娘さんは障害者ではありますが、調理師の資格があり、何でも

出来ます。

 

でもできるのにやらないんです。

 

ただの怠け者になるんです。

 

お母さんの食事だって本当はできるんです。

 

でもやらないからヘルパーが準備しているんです。

 

今回はあまりにもお母さんがお気の毒で、ヘルパーもあきれてしまった

様なんです。

 

買い物は娘さんが落ち着かないとできませんので、日を改める事に

してきたようです。

 

それにしても本当に困った親子喧嘩です。

 

いつもなら仲裁に入ればほとんど落ち着いていたんですが、今回は

全くダメだったようです。

 

でも親子なので、次の日には忘れているかもしれません。

 

こういう時は、ほったらかしの方が良いんです。

 

この親子に限っての話ですけどね。

 

 

 

 

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