遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

94歳で初入れ歯

 

 

 

父が特養に入所して3日が経ちました。

 

どんな生活を送っているんでしょう。

 

そういえば父からの電話の時に言ってた事を思い出しました。

 

入所して当日、職員さんから言われた事がありました。

 

それが入れ歯の作成だったんです。

 

何歳の時に歯を失ったかはわかりませんが、人生で一度も入れ歯を

作った事がないんです。

 

医者嫌いも理由の一つですが、でも一番は金銭的な理由だったと

思います。

 

「お母さんに食事を作ってもらえば、歯が無くても問題ない。」

 

そう言っていた父でした。

 

母も父のために食事の柔らかさには気を遣って調理していたんだと

思います。

 

母が認知症になって食事が作れなくなっても、ヘルパーさん達や

デイサービス、老健でも父が食べられる形状の食事を提供して

下さいました。

 

そして今回の特養です。

 

ここの特養では胃ろうにして口から食べられないような事はせず、

なるべく口から食べるという事を目指している施設です。

 

排泄もそうです。

 

全介助のオムツから自分で排泄できるように支援する。

 

感覚的には特養ではすべてが全介助で介護する様に思いますが、

特養に入っても、いつまでも口から美味しく食べる事を目標に

している施設だったんです。

 

 

ですから入所当日に入れ歯の作成を提案されたんです。

 

父もビックリしたようですが、とりあえず了承したと言っていました。

 

何十年も歯茎で食事をしていた父に、入れ歯での食事ができるんで

しょうか。

 

入れ歯を作っても見た目の為の物で、食事をする時には入れ歯を

外す人もいます。

 

 

どちらかといえば父もそうなりそうな気もします。

 

見た目も気にするタイプではありませんけどね。

 

父の入れ歯に関しては全く未知の世界です。

 

今後どうなる事でしょう。

 

作っても上手く食べられないような気もします。

 

最初から父にとって意味のない要求をされてしまった感じです。

 

こうやって文章にしていると、父の精神状態が少し心配に

なってきました。

 

上手くいくと良いんですけど。

 

経過を見て行くしかありません。

 

 

 

 

 

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