遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

特養に入所して5日

 

 

 

父から電話がありました。

 

「ここに来てまだ5日だからね、結論には早いかもしれないけど

生活しにくいね。」

 

「それはそうでしょう。1年もいた施設と同じじゃないんだからね。」

 

「でも良い事もあるんだよ。部屋についているトイレの手洗い場に

お湯が出て最高だね。これは今までない事だよ。」

 

「へーー凄いね。トイレには歩いて行けるの?」

 

「ベッドからトイレまでに手すりを置いてくれたから、つかまって

行けば歩けるよ。」

 

 

「歩行してトイレに行かれるようになるなんて、特養じゃない

みたいだね。」

 

「でも一人では危ないから行かない様に言われてる。」

 

「職員さんを呼ぶんだ。」

 

「そう。でも日中でも3人くらいしかいないし、1人の時もあるから

すぐには来てもらえないけどね。」

 

「そうなんだ。夜間のトイレは?」

 

「夜間もトイレに行って下さいって言われたけど、それは嫌だって

断ったよ。危なくてしょうがないからね。」

 

 

「今まで通りパットして寝てるの?」

 

「そう。夜中は起きない。」

 

 

「それが良いね。安心だわ。」

 

「夜は職員1人だからね。」

 

「そうかユニットに1人か。職員さんも大変だから起きないで正解だね。」

 

「入れ歯の話はどうなった?」

 

「まだ何もないよ。食事の刻みが大きすぎるんだよね。」

 

「そこの施設ってなるべく自然のままを目指しているみたい

だからね、歯を治して噛んで食べるようにするんだよ。」

 

「そうなのか。一人では行かれないからね。どうするんだか。」

 

「トイレも全介助じゃなくて、トイレで排泄する事が一番だから

それを目指しているしね。」

 

「あ、そうなの。」

 

「部屋が狭くできているのも、動線を短くするためなのかな。」

 

「そうだね。手すりのおかげで歩いて行かれるからね。」

 

「少しずつ慣れてね。」

 

「それしかないね。お邪魔しました。」

 

まだ父は生活しにくいと言いましたが、でも慣れたらきっと良くなる

ような気がします。

 

トイレに歩いて行かれるようになるなんて、それも特養に行って

からADLが上がるなんてビックリです。

 

要介護4で入所しましたが、次回は4にならないかもしれませんよね。

 

特養のイメージがだいぶ違ってきました。

 

我が法人の特養では入所してから介護度が改善されるなんてほとんど

無い様な気がします。

 

父が言う様にまだ結論を言うのは早いかもしれませんが、でも

良い施設に入所できたと思います。

 

次の報告をまた楽しみにしたいと思います。

 

 

 

 

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