遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

父から怒りの電話です

 

 

 

 

 

2日間で3回目の電話が父からきました。

 

話する話題があるから電話があるんです。

 

急に私の方が不安になりました。

 

「ごめんね、何回も。あんまり腹が立ったから電話しちゃった。」

 

「良いよ。大丈夫よ。どうしたの。」

 

「水分の事なんだけどね、この前も少し話したんだけど、今日は

とうとう下痢しちゃったよ。」

 

「あ、この前言ってたよね。決められた水分を飲まされるって。」

 

「そうなんだよ。強制的に飲ませようとするんだよ。そんなに飲めない

のに無理やり飲ませて下痢してね。もういじめにあってるみたいだよ。」

 

「ダメだね。」

 

「牢獄にでも入っている様だよ。地獄だね。」

 

「困ったね。水分量の考え方をちょっと聞いてみようかな。」

 

「とにかくね、もうどうしたら良いのかわからないや。」

 

「分かった。」

 

「あんまり頭に来てね、電話しちゃった。ごめんね。お邪魔しました。」

 

父は怒りをどこかにぶつけたかったんでしょう。

 

だからどうしてほしいとは言いませんでした。

 

とにかく怒りを吐き出したかったんでしょうね。

 

このままにはできません。

 

施設の相談員に電話をしました。

 

今回は電話で話をする事が出来ました。

 

「先日は大変ご迷惑をおかけしました。あれからユニットで話をいたし

まして、対応について話をしているところでした。」

 

 

「今日はまた別件で父から話がありました。」

 

「どういった事でしたか?」

 

「今日は水分量の事で、施設で1日に飲ませる水分量が決まっているようで、

その水分を全部摂取しないと横柄な態度を取られると言った事でした。」

 

「ああそうですね、確かに1日の水分摂取量を決めています。」

 

「その水分を摂る事で父は下痢をしてしまいました。それを把握されて

水分量を調整したりはしないんですか?下痢をしてしまったら逆効果

ですよね。」

 

「その状況はユニットで把握していると思います。」

 

「その対応に父は疑問を感じています。苦しいと言っています。」

 

「先日の事も含め、ご本人さんと職員との話し合いを持とうと思って

いますが、年末年始に上京されるご予定はございますか?」

 

「今のコロナに状況では行かれませんね。」

 

「そうですよね。いずれご本人さんのお気持ちを伺いたいと思って

おります。」

 

「家族としては、これからも世話になりたいと思っておりますので、

何とかよろしくお願いいたします。」

 

 

まあこんな感じの会話をしました。

 

どうやらまだ施設の中で、今回の父の発言は相当なビックリ発言だった様です。

 

サラダを温めてほしいと言った人は今までにいなかったし、そういう発想が

全くなかったと言っていました。

 

今まで例がなかったとしてもそれを拒否する事が、こちらとしたら

ビックリです。

 

利用者の要望を全く聞き入れないってどういう事なんでしょか。

 

 

相談員は職員の対応が間違っていると言いました。

 

でも初めての事で職員も戸惑った結果そういう言い方になったのかも

と言うようなことを言っていました。

 

大丈夫なんでしょうか。

 

これからどのように変わっていくのか、全く変わらないのか。

 

父がここにいる限り、見て行くことができます。

 

父に辛い思いをさせるような事だけは避けたいので、私にできる事は

これからもやっていくつもりです。

 

不安ですけど、期待したいと思います。

 

決してクレーマーにはなりたくありませんよ。

 

 

 

 

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