老健から特養に移った父ですが、どうしても特養になじめず、
とうとう体調を崩すところまで行ってしまいました。
母に電話をしてきた父。
その会話を聞いていた弟。
母が父に「元気ですか」と言ったのに対し、父の返事が「すっかり
調子が悪くなってしまった」と言った様です。
自宅にいる時父は頻繁に鼻血を出していました。
ところが老健に入所し、快適な生活を送っていたからか、１年間鼻血を
出す事なく過ごしていたんです。
しかし今回特養に移ってからまた鼻血が再発してしまいました。
鼻血の原因は明らかではありませんが、ストレスなのかもしれません。
父は毎日ストレスをためているんでしょう。
父が施設であった出来事を具体的に訴えてきた部分については、私から
施設の相談員さんに問い合わせをして、改善してくださいました。
しかし言えないような事がまだまだあるんだよと父から言われ、きりがない
話となってしまいました。
父は特養に合わないんでしょう。
寝たきりで何も訴えない様な状況の利用者さんが多い中で、父だけが
色々な事を要望し、父だけのいう事を聞かなければならない職員さん
にも迷惑な話となっているんじゃないでしょうか。
それなら、父が言う様にここから出た方が父のためだけでなく、
職員さんももしかしてそれを望んでいるのではないでしょうか。
そこで元いた老健で「戻ってきてください」と言って下さった言葉に
大変感謝いたします。
老健の相談員さんは、
「現在のお父様のADLなら老健に戻って来られても何も問題ないと
思います。職員もきっと喜びます。」
そう言って下さいました。
「でも老健は終の棲家ではないでしょうからね。」
「老健に何年といらっしゃる方もいます。お父様も特養に行くような
状況になった時お考えになっても良いんじゃないでしょうかね。私たちは
出て下さいとは言いませんよ。」
「お部屋はいつまで空いていますか？」
「今男性の待機者はいませんので、大丈夫ですよ。というか
空けておきます。」
もうビックリしました。
父がいたお部屋がそのままになっているので空けて待ってますって言って
下さいました。
普通なら考えられない話だと思います。
連休明けに特養に電話してみようと思います。
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