遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

10秒で忘れる母

 

 

 

父が今入所している特養のショートステイを母が利用しています。

 

父が特養に入所した時、入所の方のユニットでコロナ感染者が

出ていて、ショート棟の方に数日いたんです。

 

そんな事は知らなかったので、父は部屋にトイレがついていて

とっても便利だと喜んでいました。

 

しかし本来入所する部屋ではなかったという事で、数日後入所の方の

ユニットに移ったんです。

 

その途端に父の悲劇が始まりました。

 

部屋にトイレはなく、職員の対応がショート棟とは全く違っていて

父にとって不都合の連続となってしまいました。

 

母はショートしか利用していませんので、いつも快適に施設利用を

楽しんでいます。

 

母も特養の入所申し込みをしていますので、順番がくれば入所の

案内が来ると思います。

 

でも父は言っていました。

 

「ショートだけでお世話になっていた方が良いよ。」

 

その事を弟に言いました。

 

そしたら弟が大きな声をあげました。

 

「冗談じゃないよ。母さんの在宅はもう限界なんだよ。早く入所

してもらわないと、こっちがまいっちゃうよ。」

 

弟がそんなことを言うのを初めて聞きました。

 

「もうひどい状態だよ。大便をもらしても分からないし、今食べても

また食べようとするし、買ってストックするって事がわからなくて

全部食べちゃうし飲んじゃうし。」

 

「そうなの?随分進んだんだね。」

 

「もう、怒鳴らないでいられないよ。何やってんだよ馬鹿野郎ってね。」

 

 

「でも怒鳴られても10秒で忘れるんだよ。だから助かってるかな。」

 

「えー-。そんな感じなの。」

 

「そうだよ。この正月で4日も連続で家に居られてまいったよ。限界。」

 

弟がかなり介護疲れしています。

 

一人にできないような状態の様です。

 

これは早くどうにかしないとダメですね。

 

先日父の事で資料請求した有料老人ホームを母のために変更して

みたら良いのかしら。

 

相談には乗ってくれそうです。

 

それにしても、母がそんな状態になっているとは思いませんでした。

 

母との会話だけではさっぱりわかりません。

 

いつも元気な声しか確認できませんからね。

 

母の事でも弟と話さなきゃなりませんね。

 

急いだほうが良いかもしれません。

 

父の事と母の事を同時進行していかなければならない感じです。

 

 

弟に迷惑をかけっぱなしなので、いつまでも長引かせていられない

状況だと思います。

 

こりゃ大変だ。

 

 

 

 

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