両親が同じ特養に入所して初めての日曜日です。
父から電話が来ました。
「今日はお休みですか?」
「お休みですよ。」
「今ねお母さんに電話してみたけど出なかった。同じ施設には
いるんだろうけど、3階にはいないみたいだね。」
「そうなんだ。お母さんに話をした時、部屋にトイレがあるって言ってたから
まだショートの1階にいるんじゃないかな。」
「そうなんだね。まだ会ってないからね。」
「お母さんがお父さんに会いに行くって言ってたから、そのうちに
来るかな。」
「いつ3階に来るのかね。」
「どうなんだろうね。」
「そっちの雪は凄そうだね。こっちは申し訳ないくらい毎日いい天気
なんだよ。雪は見なかったね。」
「良いね。太陽が出て。雪なんて見る必要ないよ。寒くなるから。」
「じゃあね。おじゃましました✋」
父は何事もなく過ごしている様です。
お昼前の11時半頃、母から電話が来ました。
「もしもし、今ねお父さんの所にいるの。」
「あら、面会できたのね。良かったね。」
「そう。」
「お母さんまだショートのお部屋にいたんだね。」
「そうかもね。」
「もう少ししたらお引越しかな。」
「知らない。お父さんに代わるね。」
「お母さんね、職員の人に死ぬまでここに居るんだよって
言われたんだって。」
「えー-。そんな言い方しないでよね。お母さんの電話さそのまま
持っててもらうから、ちゃんと充電するようにお父さんからも言って
ね。」
「分かった。お母さんに代わるね。」
「朝ご飯は何時頃なの?」
「お父さん朝ご飯は何時?」
「8時だよ。」
「8時だってさ。」
「私に電話くれる時間さ、7時頃が良いかな。まだご飯前だからお部屋
にいるでしょ。」
「そうかもね。」
「それを過ぎると出かけちゃうから。」
「はい、わかりました。」
「じゃあ、また電話ちょうだいね。」
「お父さんも良いの。電話切るわよ。じゃあね。」
両親が揃ったところで電話ができました。
後は私が上京して面会する事ですね。
それを楽しみにして、施設の職員さんのお世話になって、特養での
生活を楽しんでもらえたらと思います。
なかなか楽しむって難しいかもしれませんけどね。
これで一安心かな。
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