遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

後見制度。保佐人。

 

 

 

久しぶりに後見制度の話題です。

 

弟から電話が来ました。

 

メールではなくて電話?

 

何となく電話が来ると胸騒ぎがします。

 

今回はあの嫌な後見制度関係の話題でした。

 

「あのさ、例の弁護士から連絡が来てさ、手数料を引かせていただきましたって

言ってきたんだよ。金額聞いて愕然としたね。」

 

「え、今初めて来たの?」

 

「そうだよ。令和4年度分って事なんだろうね。ひどい話だよ。月6万くらいの

パート収入でさ、一生懸命節約して貯めてきたお金なのになんで一気に数十万も

持って行かれるんだよ。」

 

「何その金額。」

 

「ひどいだろ。それが法律で決められた金額なんだって。」

 

「はあー---。馬鹿じゃないの。犯罪のレベルだね。」

 

「日本の後見制度は狂ってるよ。」

 

 

 

私たちに降りかかってきた後見制度の事の発端は銀行にありました。

 

母が一人で銀行に行かれなくなってきて、弟が車で連れて行くようになり、

弟も銀行員に話かけられた時、少しボケてきたと言ったんでしょう。

 

それから間もなく母の通帳は凍結され、母のお金を降ろすには後見人が

必要だと銀行から言われました。

 

意味が分かりません。

 

本人にもおろせないんです。

 

銀行に言われるがまま後見人の申請を裁判所に提出し、弟が後見人に

なる事を血縁みんなで承諾し、認めらえるとばかり思っていました。

 

ところが、ここから歯車が狂いました。

 

医師が診断した母の認知度は、後見人を必要とするまでには至っていない

という事だった様です。

 

 

すると裁判所は後見人ではなく「保佐人」を付ける事と決定したんです。

 

後見人は家族でもなれるが、保佐人は裁判所が決めた人になるそうで、

頼んでもいない弁護士を保佐人としてつけられてしまいました。

 

 

 

そして母の通帳と印鑑を保佐人の弁護士に持っていかれ、手元には弁護士

名義の通帳が置かれ、そこに毎月生活費を振り込まれるという事になって

しまいました。

 

弁護士が母のために何をしてくれるんでしょうか。

 

毎月自分名義の通帳に母のお金を振り込むだけ。

 

その手数料が月に数万円。

 

後見制度っていったい何でしょうか。

 

認知症の人の財産を守る為の制度だと思っていましたが、全くもって

守られてはいませんよ。

 

守ってくれるんなら、行政(区役所)とかで無料でやって下さいよ。

 

だれも保佐人を付けてなんて頼んでいませんよ。

 

意味のない金額を母は支払わされています。

 

それも国に。

 

頑張った母が気の毒で仕方がありません。

 

誰も好んで認知症になった訳ではありません。

 

高齢になれば少なからず認知症状は出てくるでしょう。

 

この法律を決めたお偉いさんもこの制度で莫大はお金を国の命令で

とられれば、この制度のおかしさがわかるんでしょうね。

 

それとも認知症を銀行に知られない様に身内に指示するか。

 

何も知らない者は損をします。

 

皆さんも気を付けて下さい。

 

 

 

すみません。

 

個人の感情で、ちょっと興奮してしましました。

 

不適切な表現があったかもしれません。

 

お許しください。

 

 

 

 

にほんブログ村 介護ブログ 高齢者福祉・介護へ
にほんブログ村

  

国内最速・高安定の高性能レンタルサーバー【ConoHa WING】

 

ネットショッピングでポイントが貯まる!

 

 通勤チャットレディ・高収入バイト求人募集なら、東京、大阪、名古屋、札幌、福岡等の全国で求人を展開する【ニューステージグループ】