遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

「残念だけどしょうがないね」

 

 

 

せっかくの3年ぶりの上京なのに、両親に会えないなんて。

 

コロナがゴールデンウィーク明けから5類になる事が決まり

施設の面会制限も緩和され、面会を希望する人が殺到して

しまったんでしょう。

 

そんな事とは知らずにスムーズに面会できると思っていました。

 

大きな間違いでした。

 

今日は日曜日です。父から電話が来ました。

 

「お休みですか?」

 

「お休みですよ。」

 

「変わりない?」

 

「変わりないよ。でもさ、残念なお知らせをしなきゃならなくなっちゃった。」

 

「なあに?」

 

「来月東京に行くって言ったでしょ。面会の予約が一杯になっちゃってて

面会できなくなっちゃったのよ。」

 

 

「あ、そうなの。仕方がないね。」

 

「考える事はみんな同じだね。5類になるから多くの人が同じことを

考えていたんだね。」

 

「そうなんだね。残念だけどね。」

 

父に悲しい思いをさせてしまいました。

 

「あ、そうだ。お父さん、そこの施設って外国人の職員が多いんだって?」

 

「そうだね。中国人と(もう一つ忘れた)人がいるみたいだね。」

 

「言葉って通じるの?」

 

「なかなか通じないね。難しい事じゃなくても通じない事もあるよ。」

 

 

 

「外国人は女の人が多いみたいだよ。男の人は分からないや。」

 

という事で、職員が外国籍の人なのはわかっていたようです。

 

言葉のギャップはやはりあるんですね。

 

でも父もそれを否めたりはしていない様です。

 

仕方無いですからね。

 

弟が言う様に、今は何事もなく生活できているようなので、とりあえず

今すぐ職員に会って言わなきゃならない事はなさそうです。

 

6月に上京できるかはまだ未定です。

 

入所者100人の施設ですから、面会もスムーズにはいかないでしょう。

 

私は仕事上10日すぎ20日までの間が上京できる日になります。

 

請求や会議が無いのがこの10日間なので、この間で調整していきます。

 

できればあまり暑くなる前に行きたいんですけどね。

 

早く両親に会いたいです。

 

 

 

 

 

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