遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

父に持って行ったふりかけ

 

 

 

 

日曜日です。

 

父から電話がありました。

 

両親に変わりはないとの事で安心しました。

 

「ところでさ、ふりかけは食べてるの?」

 

「食べてるよ。」

 

「良かった。まだあるの?」

 

「それがね、わからないんだよ。」

 

「え、自己管理してるんじゃないんだ。」

 

「違うよ。それがね、施設のふりかけなのか、持ってきてくれたふりかけ

なのかがわからないんだよ。」

 

 

 

「あら、そうなの。でもふりかけがあればご飯も食べられるんでしょ。」

 

「そうだね。ふりかけが無いとご飯も仕方なく食べてるけど、あれば

少しはご飯も進むね。」

 

「それなら良かった。」

 

「でもね、ご飯がいつも冷たいから少しだけ温めてもらうんだけどね、

それが熱すぎて冷めるまで食べられないっていう事がしょっちゅう

なんだよ。レンジの前で10秒待つこともできないんだよね。」

 

「ああ、そうかもね。レンジの前に10秒はじっとしていられない

からおまかせボタンを押して温めるんだね。それは熱くなるわ。」

 

「忙しいのは分かるから、何も言わないけどね。結局温めすぎて

熱くなっちゃうんだよ。」

 

「そうだよね。言えないよね。入所者も大変だね。」

 

「しょうがないよ。」

 

 

父の場合はご飯を温めてほしいとか要望を言う事はできますが、

全介助で何も言えない利用者さんは冷たいご飯を口に入れられて

いるんでしょうね。

 

ちょっと気になったりしちゃいます。

 

まあ熱すぎてやけどさせる方が危険ですけど、冷たいご飯は

食欲が半減しますよね。

 

あまり言わない方が良いんですが、やはり職業がら気になります。

 

せっかく上京したのに両親に会えませんでしたが、ふりかけでご飯が

美味しく食べられたと聞いて、良かったなと思いました。

 

決して高価なお土産ではありませんが、父が必要としている物を

届けられて良かったです。

 

食欲そのものは無いようです。

 

でもそれなりに父も頑張って食べていますので、大丈夫そうです。

 

毎週の電話報告は続きます。

 

 

 

 

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