お久しぶりです。
前回のブログ更新から２か月の日々が経ちました。
ブログ更新をしないのに、なぜかアクセスがあり、有難く思っています。
前回３月１７日のブログで、急展開があるかもと予測はしておりましたが、
その時は突然訪れました。
３月１９日（金）１５時過ぎ仕事中に施設の看護師さんから電話が来ました。
「今、お父様が急変しました。呼吸が停止していますのでこれから救急搬送します。詳しい事がわかり次第またご連絡いたします。」
「はい、よろしくお願いいたします。」
お願いしますしか言うセリフがありませんでした。
父に何が起こったのでしょうか。
電話が来た時たまたま訪問中ではなく事業所内にいましたので、すぐに電話に
出る事が出来たんです。
数分後に救急隊から電話が来ました。
「もしもし救急車に乗せましたが搬送先が決まりません。延命措置を行いますか？」
突然そんな電話が来ました。
でも私は比較的冷静でした。
「延命って？」
「今心臓マッサージは行っております。これからどのような対応をするか
ご家族に確認が必要です。病院に到着するまでは心臓マッサージは継続
致します。」
「あ、お願いします。父は延命（気管切開や人工呼吸器等）は希望しておりません。」
「わかりました。それでは後は医師の判断になります。」
そんな会話だったと思います。
これはすぐに上京しなければなりません。
主人に電話をし、飛行機のチケットを確認してもらって上京の
準備を進めました。
その間に施設の看護師さんから電話がありました。
そして父が急変した時の状況を説明してくださいました。
「お父様は入浴するために脱衣場に行かれ、入浴の順番を待っておられました。
介護職員が声掛けして次に入りますと言った時はちゃんと返事をされたんです。
ところが入浴のお迎えに行ったとき椅子に座ってはいましたが、意識が無くなって
いて、すでに呼吸停止していたんです。」
「脱衣場でですか？」
「そうなんです。お風呂に入るためにちゃんと脱衣場までは車いす
ですが行かれ、準備もされたんです。」
「そうですか、本当に急変したんですね。」
「すぐに救急車を要請しましたが、すでに呼吸は停止されていましたので。」
「わかりました。これからの事をまた教えて下さい。」
「搬送先がわかり次第またご連絡いたします。」
そして私は自宅に戻り、上京の準備をして空港に向かいました。
そして父は搬送された病院で死亡が確認されました。
そこからです。
「お父様は施設内で心停止されましたので、病院で死亡確認はされましたが
警察案件となるそうです。事件性は無いと思われますが、これからご遺体は
警察署の方に行かれる事になりました。」
「え、警察ですか。私は何処に行けばいんですか？」
「○○警察になります。そこで本人確認をしていただく事になりました。」
「わかりました。」
「その先の事なんですが、施設で提携している葬儀屋さんがありますので、
そちらにお願いされてはいかがですか。」
「何もわからないのでお願いします。」
そしてその葬儀屋さんとのやり取りを空港内で行い、搭乗しました。
羽田に着いたのが１９時を回っていました。
そこから指定された警察署まで行き、父を確認できたのが２１時を
回っていたと思います。
写真での確認でした。心臓マッサージを受け、苦しかったと思います。
最後まで意識ははっきりしていた中で心臓マッサージされ、きっと動かない
体と言葉を発する事もできなくなった状況すべてをわかって、最後を
迎えてしまったのではないかと思います。
そんな父の無念さを考えると涙が出てきます。
その後父は警察署から斎場の方へ向かいました。
お気づきの方もいると思いますが、弟が登場していないんです。
この父の急変の真っただ中、弟は弟で尿管結石で痛みと高熱と戦って
いたんです。
動きたくても動ける状況ではなかったんです。
弟からすべてを託されました。
さあ、大変です。
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