遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

水分量は国の基準

 

 

 

日曜日ですので、父から電話が来ました。

 

「今日はお休みですか?」

 

「お休みよ。お母さんは一緒なの?」

 

「さっき電話で話をしただけよ。」

 

「一緒じゃないのね。」

 

「こっちは変わったことないけど、そちらは?」

 

「みんな元気よ。お父さんに確認したい事があったんだ。家に置いて

おいたフォトパネルは施設に持って行かなくてもいいよね。携帯で

写真見られるしね。」

 

「そうだね。ちょっと調子も悪かったんだよ。」

 

「そうなんだ。じゃあフォトパネルは私の方に送ってもらうね。」

 

「わかった。」

 

ここで一度電話を切りました。

 

30分ほどしたらまた電話が来ました。

 

「お母さんが来たから電話したよ。代わるね。」

 

「もしもし。おはようございます。」

 

「元気だね。」

 

「元気ですよ。」

 

「お母さん電話してこなくなっちゃったから、話をする事がなくなちゃった

かなと思ってね。」

 

「あら、そうですか。」

 

「お父さんはね、水分量が多くて困ったって電話してきたのね。」

 

「なあに、水分量が多いの?」← 父に聞いていたんだと思います

 

と母が言ったところにユニットの職員さんが来ていました。

 

母のその言葉を聞いて電話を代わりました。

 

「職員の○○と申します。お世話になっております。」

 

「こちらこそ両親ともに大変お世話になっております。」

 

「水分量で大変でしたね。水分量は国で決められた基準があるんです。

それに沿って提供させていただいていたんですけど、でもおかしな

話ですよね。強制はできませんよね。」

 

「私もそちらの取り組みは十分に承知しています。今度ともよろしく

お願いいたします。」

 

「ご両親もいつも仲良く面会されていますよ。」

 

 

「両親を同じ施設に入れて頂けて本当に有難いと思っています。」

 

「そうですね。良かったですね。お母様の排泄の時間になりましたので、

お父様に代わります。」

 

「はい、ということです。それじゃあね。」

 

母との会話がちょっと中途半端になってしまいました。

 

でも思わぬして、介護職員さんと話ができました。

 

水分量に国の基準があったんですね。

 

一般的には1日1000は必要とか1500は必要とかは言いますよね。

 

特養にもそんな基準があるんでしょうか。

 

まあでも今は、父もその事で困っている様子もなくなったので、落ち着いた

んだと思っています。

 

上京して早く面会がしたいですね。

 

相談員さんとも話がしたいです。

 

職員さん達にもだいぶ理解してもらえたようですし、母も職員さん達は

皆さん良い人だと言っていますので、何よりだと思います。

 

水分量に限らず、あまり基準基準と言わずに肩の力を抜いて、利用者に

向き合って頂けたらと思いました。

 

 

 

 

 

 

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