遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

リハビリ日記

腹巻見つかる

紛失していた腹巻が見つかったようです。 お父さんよかったね。 リハビリ病院入院当初は、入浴にも介助が必要ですし、一人で浴室に行くことはないの で、腹巻の紛失も変な話だと思いました。 しかしリハビリ終了間際には入浴にも介助なしで入れるようになる…

母にも疲れが

父の脳梗塞発症から2が月が過ぎようとしていました。 毎日の病院通いを何の苦も無く実行していた母もとうとう疲れが出てきてしまいました た。 入院している父は毎日、「明日は何時に来る?」と聞き、母が元気に来てくれる事だけ が楽しみでした。 父のリハ…

腹巻どこいった?

父はおなかの調子があまりよくないので、昔から腹巻は必需品でした。 入院中もけっして室温が低かったわけでもなく、快適な温度でしたが、 腹巻は欲しかった様です。 認知症の母に家にある腹巻を持ってきてと伝えても、すぐに忘れてしまうため 新しいものを…

父はハラハラ

私には笑える話も、父にとってはちっとも笑えません。 認知症の高齢者が、施設の中でも自分の部屋がわからなくなる事はよくある話です。 しかし母は父の家族として病院に面会に行っているわけで、入院者ではないのです。 その家族が、夫の病室がわからなくな…

リハビリはゆっくりやろうよ

リハビリを続けても、思うような成果が出ずに、先ばかり急いでイライラする気持ちは よく理解できます。 90歳になる父も、リハビリを頑張れば元通りになると信じて頑張っています。 全然立てなかった父が1か月くらいで歩けるようになったことは、家族にす…

頭のリハビリ?

リハビリは体の機能だけだはなく、頭のリハビリもしっかりやっていました。 元々数学が得意で、計算にも強かった父ですが、やはり年とともに計算も大変に なったんでしょう。でも父に言いました。「90になって計算ができる事じたい 大したもんだと思うよ。…

どんぐりつまみ 配食サービス

私にすればこれもりっぱなリハビリの成果が出た結果だと思っていますが、父にとって はまだ偶然の出来事のようです。左手の感覚はまだ鈍く、力もまだまだ入らないと父は 言います。でも少しずつですがよくなっているんだと思ってほしいものです。 父の脳梗塞…

認知症を理解できない?

父が入院して母の認知症が少し進みました。 入院前から最近おかしいという事はわかっていた事なんですが、今は父も自分の事で 精一杯で、人の事を気遣うことはできない状態でした。 そんなときに父が書きました。 「お母さんはどうして私の言った事を実行し…

看護師さんに感謝

病院の食事は減塩食で、もともと濃いめの味を好んでいた父にとっては味気ないもので した。ましてその食事の形状はおかゆにミキサー食で、何を食べているのかわからない といった状況でした。メニュー表をながめながら食べていました。 そんな中で、看護師さ…

リハビリ日記

自作のメモ紙はリハビリ病院に転院してからも父の必需品でした。私が上京した時 見せるために一生懸命書いてくれました。読んだら処分してと父には言われました が、そんな事するわけがありません。 リハビリの状況や父の心情がよく表されているなと思いまし…