遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

訪問介護エピソード

介護職員にかみついてしまった

毎日排泄介助に訪問していたおばあちゃんがお試しでショート ステイを利用しに行きました。 これはおばあちゃんの意思ではありません。 介護者の長男さんの希望です。 70キロはあるかと思われるおばあちゃんの排泄介助は、とっても 大変だったんです。 膝…

入所したい妻させたくない夫

毎日服薬で訪問している利用者さんが自宅で転倒され、まるで 「グーパンチ」されたようなあざができてしまいました。 すぐに受診したところ左頬の骨折とわかりました。 転倒した日は旦那様がお休みの日でしたから、私たちの訪問日では ありません。 転倒させ…

文句を言った人はスッキリする

昨日の続きです。 www.maple-enkyori.com 昨日訪問した利用者さんから怒鳴られてしまい、撃沈状態の私でした。 「帰ってくれ」と言われて訪問終了後、すぐに担当ケアマネさんに 報告をしました。 「もしかしたら、ヘルパーお断りの連絡が来るかもしれません…

利用者さんに怒られました

毎週1回買い物支援を行っている利用者さんの所に訪問しました。 利用開始当初は白内障でほとんど見えないような状態で、まだ70歳 になったばかりの若い利用者さんです。 白内障の手術を無事に終え、物もちゃんと見えるようになりましたが、 自家用車も手…

濃厚接触者になるかと思った

いつも通院時乗降介助を利用されているおじいちゃんの 介護者からケアマネさんに電話が来ました。 今日はケアマネさんに相談したいことがあって午後から訪問の 約束をしていましたが、何かおじいちゃんの様子が変だったので、 熱を測ったら38度4分あるの…

介護して当たり前だと思わないで

今日は利用者さんの話です。 それも一人の介護者が、母と夫の二人の面倒を見ているケースです。 若い時仕事の関係で転勤ばかりしていたため、自分たちの持ち家が 無かったご夫婦は、定年後奥さんの実家に入る事になりました。 その実家はもちろんおばあちゃ…

無理をすれば利用者がケガする

ショートステイ中に具合が悪くなって、退所した利用者さん。 急遽通院介助を依頼されました。 食事が摂れず内科受診の予定でお迎えに行きました。 寝たきりの方なので、普通の車いすではなく、リクライニングの車いすに 移乗していきます。 座位も保てないた…

背の青いお魚

最近訪問を開始した新規のおばあちゃん。 母と同じ年齢ですが、全くぼけていません。 膝を骨折してしまい、期間限定で食事の準備に行っています。 あまりにもしっかりしていて、不思議なくらいです。 宅配弁当を取っていますので、おかずはお弁当を食べてい…

突然泣き出したおばあちゃん

排泄介助で訪問しているおばあちゃんです。 認知症もありますが、訪問するといつもニコニコして私たちを 迎えて下さいます。 尿意もあり排泄を失敗した事もわかります。 歩行状態が悪いので、トイレに間に合わないんです。 そんな高齢者は沢山います。 私た…

初めて母を介護する息子さん

最近新規契約をした利用者さんはおばあちゃんで息子さんと二人 暮らしです。 相談に来たのはその息子さんで、自分の留守中の介護をお願いしたい との事で相談に来られました。 その時は家の中をシルバーカーを押して歩く事が出来ましたので、 排泄の失敗を交…

孫にも会わせてもらえない

コロナってひどい事をするもんです。 今また東京の感染者数がうなぎのぼりとなっています。 ワクチン接種はだいぶ進んだものの、施設でのコロナ対応はいまだに 改善される事はありません。 特にショートステイは本当に慎重です。 もしクラスターを起こしたり…

何でもできると言うと怒る

人をほめる時、社交辞令の時も「なんでも良くお出来になりますね。」 と言う事があります。 「何にもできませんね。」とは誰も言いません。失礼ですから。 ところが車いすの旦那さんを介護するおばあちゃんが、何だか 最近ご機嫌が良くありません。 どうした…

私が自分でやればいいのかな

介護保険には良いようで使いにくいところが多々あります。 それ以外にも各事業所ごとに重要事項説明書があり、その中にも 事業所独自のやってはいけない事もあると思います。 そういう決まり事で困ってしまう事もあるんです。 でもそれはヘルパーを守るため…

自分でもどうしたいのかわからない

自宅で転倒骨折して入院してから約1か月たったおばあちゃん。 ケアマネさんは介護度の見直しのため変更申請をしました。 www.maple-enkyori.com 退院後は絶対に娘さんの家には行きたくないと言われ、自宅に帰る んだと言っていたおばあちゃんですから、治療…

つながりを断ちたくなかった娘さん

一人のおばあちゃんが施設に入所しました。 そのおばあちゃんの娘さんは障害手帳の対象にはならない程度の ほんの少しの知的障害でした。 ですからおばあちゃんが決めた人と結婚もして、子どもも一人 授かりました。 でも残念な事にその子供は重度の知的障害…

一人暮らしで転倒骨折したら

私たちの事業所は、ここに住む高齢者にとって通院の足として 当たり前の存在になっています。 定期通院を終わってくれば次の通院日の予約が入ります。 同じ通院日だった人が処方された薬が28日分だとそっくり そのまま28日後にはそのメンバーが通院日に…

ヘルパーが利用者に宗教の勧誘をした?

私たちの重要事項説明書の中には、禁止行為が記載されています。 やってはいけない事を重要事項説明書の中で契約の時に説明を します。 利用者さんに説明するのと同じように、働くヘルパーにも説明を しています。 その中に「訪問中に宗教活動や政治活動はい…

精神科に入院

www.maple-enkyori.com www.maple-enkyori.com 先日から話題にしていたおじいちゃんの退院カンファレンスが 行われました。 そこには私は行きませんでした。 要するに在宅は無いという結論でした。 結果的に残念な事に、精神科の病院に転院する事で決まった …

認知症ですか、性格ですか

難病を抱える若い利用者さんです。 今日は大学病院の定期受診日で、ご家族と一緒に受診されました。 大学病院までは車で2時間はかかりますので、私たちが通院介助 できる場所ではありません。 進行性の難病で急激な進行はないんですが、一緒にいる旦那様が …

なぜ自分のためにお金を使わないんだろう

www.maple-enkyori.com 私の勤務する事業所のある地域は、市町村合併の前はほんの 小さな町でした。 今は合併で町ではなく市になりましたが、住んでいる人達は 市になったって何一つ代わってはいません。 素朴ないつも自然体で飾らない人間性がとっても良い…

今後の行き先を検討

最近不調が続いているおじいちゃん。 調子がいい時は特に問題なく普通なんです。 ところが不調になると何故か落ち着きがなくなり、行動もおかしな 事ばかりになります。 おかしいと思って検温すると38度を超えます。 大変だと思い受診すると一応入院になり…

娘の家には絶対行かないって

ヘルパーで毎日夕方訪問している一人暮らしのおばあちゃん。 同じ市内に娘さんがいて一日1回は様子を見に訪問してくださいます。 おばあちゃんは以前脳梗塞を患い、右上下肢に多少の不自由はありました。 でも頑張り屋のおばあちゃんは自分でできる事は何で…

精神科受診はちょっと違うような気がする

咳と熱発で入院したら、ただの気管支炎だったおじいちゃん。 すぐに体調も良くなり、治療もほぼ完了したので病院から退院 勧告がありました。 ところが娘さんがどうしても仕事が忙しく、すぐに退院させられても 困るとの事で、少し退院が伸びていました。 こ…

留守宅に入ってはいけません

私たち訪問介護員は、介護保険法で決められた専門職です。 制度上やってはいけない事も多々あります。 それ以外にも各事業所ごとに決められたルールもあります。 先日同じ法人のヘルパー事業所から連絡がありました。 「管理者(私の事なんです)、聞いてく…

お金の使い道がないって

最近市内の包括からご紹介された新規のおばあちゃんです。 サービスは通院介助ですが、包括担当さんからは自宅内のお手伝いも 視野に入れてほしいと言われました。 骨折で入院していたおばあちゃんと旦那さんとの二人暮らし なので、食事の準備も本当はお願…

ケアマネを変えて下さい

今回「ケアマネを変えてほしい」と言ってきたのは、利用者さんの 奥さんでした。 奥様が整形外科に入院されるので、旦那さんをショートステイに お願いする事になりました。 旦那さんの担当ケアマネは、今年異動してきたばかりのまだ若い 男性ケアマネでした…

食材を準備してくださるのは大変ありがたい事ですが

一人暮らしの方への援助には当然食事に関する援助は欠かせません。 その方にとってどういう風に支援すれば、一人でもきちんと食事が 摂れるのでしょうか。 買い物で食材を買ってきてあげれば、自分で何でも作れる方も 大勢います。 買い物でも食材ではなく、…

自分で選んだ最期

週1回在宅入浴で訪問していたおじいちゃんは、元歯科医でした。 私たちが訪問するようになったきっかけは、奥様にも病気がわかり お風呂に入れてあげる事ができなくなったため、奥様から依頼が あって開始しました。 おじいちゃんも90歳近くなり、一人で…

ヘルパーは家族間の潤滑油にはなれない

何処の家庭でもどこの夫婦でも多少の喧嘩は日常茶飯事だと 思います。 ご家庭に訪問すれば利用者さんの胸の中に秘められた色々な 事を吐き出させてあげる役目を、ヘルパーが行っている事は 嘘ではありません。 胸の中にたまったうっぷんをヘルパーにぶつける…

「もう、沢山だ」は本心じゃない

時々こういう方、います。 どういう人? 一人暮らしを心配するご家族が、安否確認を目的にヘルパーの 訪問を依頼され、特にやることもないから掃除の名目で毎週 訪問しているおばあちゃん。 掃除をしに行く私たちも、本当は必要ないと思ってしまう 場合もあ…