遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

訪問介護エピソード

朝の挨拶でとっても気分が良かったです。

昨日のお仕事はいつものバスに乗っての通院介助。 そのバスで素晴らしい出来事がありました。 ここ田舎のバスは東京と違って定額制ではなく、距離によって 料金が変わっていきます。 だから乗車が後ろ、降車が前となっています。 後ろからの乗車なので、バス…

本当は世話好きなおじいちゃんだった。

先日何も家事ができないおじちゃんの事を書きました。 そのブログがこれ ↓ ↓ ↓ ↓ www.maple-enkyori.com 訪問しお会いしました。 訪問するとシャツとズボン下のままストーブの前に横になって おられました。 やはり何を着ればいいかわからないといった感じで…

力を使わない次世代介護のデモ機が来た

現在介護職の人の何%の人に腰痛があるんでしょうか。 移動・移乗にはどうしても抱き上げが必要だし、側臥位にするにも 大きい方だと多少の力が必要となります。 そんな介護が重労働となり、腰痛を起こして離職につながるケースも 多いと思います。 そんな介…

何もできないおじいちゃん

この田舎はどこの地域にも、近所に一人くらいは世話好きな方がいます。 先日ある地域の世話好きなおばあちゃんが、脳梗塞で倒れ救急搬送されて 入院になりました。 今日話題となったのが、その旦那さん。80代の元気なおじいちゃんです。 急におばあちゃん…

手を抜く事、ずるくなる事を教えなきゃ。

在宅介護は1週間で終わるものではありません。 頭では皆さんわかっています。 先日の続きです。 このブログです。 ↓ ↓ ↓ ↓ www.maple-enkyori.com ヘルパーの訪問を開始し、昨日ケアマネが訪問して娘さんに話を 聞いてきました。 当初の計画は冷蔵庫の中にあ…

大人の恋愛が。驚きの現在。

www.maple-enkyori.com このお二人の現在。 久男さんは関東に住む長女さんの所へ行く事になりました。 それが一番だとみんなが思いました。 そう思わなかったのがツルさんただ一人。 ツルさんはやはり久男さんがいなくなってしまう事に納得がいかず、 その怒…

33歳の娘さん

最近の若い人は・・・ なんて言葉をよく聞きますが、最近の若い人でも素晴らしい人は 沢山います。 昨日お母さんの退院に合わせて、ヘルパーと契約をした娘さん。 お母さんは私と同世代。 2月に脳幹梗塞を発症し、入院加療後リハビリをして昨日自宅に 戻ら…

10日分の薬代金が4万円を超えた

パーキンソン病の患者さんKさんにとって、内服薬は三度の食事よりも大事な 物として管理されています。 Kさんのパーキンソン病は進行は緩やかなのかもしれませんが、今現在は 薬が切れているOFFの時はベッド上で寝返りもできない状態になります。 私たちヘル…

80代の母が50代の息子を看病

今日お掃除で訪問した一人暮らしのおばあちゃん。 悲痛な叫びをあげていました。 このおばあちゃんの息子さん(独身)があまり良くない病気になって しまいました。 息子さんは同じ市内に自分の家がありますが、病気になってから 週3日くらい実家にくる生活…

高齢者の恋愛?そして同居。しかし・・

ツルさんと久男さん。お二人とも80代。 お二人はどちらも配偶者を亡くされています。 そんなお二人はカラオケ喫茶で知り合われ、その後同居生活をされています。 元々久男さんは自宅があり、そこに長女さんとその長男(孫さん)と暮らして いました。とこ…

絶対泊まらない息子さん。後悔はないのか。

先日一人暮らしのおばあちゃんが亡くなりました。 そのおばあちゃんには退職している息子さんが同じ県内にいました。 おばあちゃんは昔から頑固で、他人のいう事をなかなか聞かない 性格で、息子さんのいう事も聞きませんでした。 だんだん身体も弱くなって…

気の毒なくらい落ち込んでいるシゲオさん

シゲオさんご夫婦。ふたり暮らし。 おばあちゃんが軽度の認知症で、毎日朝の服薬確認のため訪問を しています。 軽度の認知症とは言っても、食事の準備や片付けもシゲオさんが やっていて、おばあちゃんはやりません。できません。 生活はほとんどをシゲオさ…

アルツハイマー型認知症のおはなしという冊子

仕事で立ち寄った調剤薬局で見つけました。 そしてこれを無料配布していたんです。 それも「セットでどうぞ」って 6冊もあります。 ① もの忘れ編 ② 会話減少編 ③ 意欲低下編 ④ 食欲低下編 ⑤ ADL低下編 ⑥ 貼るお薬のお話 まずもの忘れチェックリストから始ま…

水子供養だった

今日のお仕事。またまた通院時乗降介助。 今日は長年婦人科に通うA子おばあちゃんと付き添いの娘さんを乗せて 個人の婦人科へ。 行きにお送りした時は全然気が付きませんでしたが、お迎えに行った時 病院玄関の自動ドアの両端になんと塩が盛ってありました。…

85歳で現金収入を得られるって凄いです。

今日は通院時乗降介助で車に乗せたおばあちゃんの話。 利用者はおじいちゃん。 おじいちゃんの院内介助はおばあちゃんが行うので、私は 車の乗り降りだけのお手伝い。 今年の暑さも元気に過ごしたお二人。 おじいちゃんはデイサービスに通われているので、快…

大正生まれの人の免疫力はすごかった

私がまだヘルパーになりたての頃の話です。 私たちの仕事に食事の提供があります。 それは、調理だったりあるいは冷蔵庫にあるもので食事のセッティング をする事だったり、利用者様ごとに様々です。 ある大正生まれの一人暮らしのおじいちゃん。 この方は近…

感じの悪い家族さん

お盆シーズンに入り、遠方から帰省する家族さんがあり、 訪問をキャンセルされるかたもたくさんおられます。 年に一度の帰省で、田舎で待つ高齢者の方々は本当に楽しみに しておられます。 私もそうですが、冬は飛行機が飛ばなかったり、電車が止まったり す…

きっとお嫁さんが迎えに来たんだ

連日の暑さです。熱中症には気を付けないと・・・ そんな中、87歳のおばあちゃん。 食事も摂れず、水分もほんの少量しか摂っておらず、家族は心配になり 病院受診させることにしました。 元々何に対しても拒否の強い方で、レンタルのベッドを使用しないか…

病院が大好き

高齢者にはよくある話かもしれません。 とにかく病院が好きなんです。 通院介助の新規依頼で一緒に病院に行きました。 今まで一人で通院していましたが、一人で歩くのが大変になり、 車いすでの介助が必要との事で同行しました。 ケアマネさんからの事前情報…

なぜこんなにギリギリまで家族で頑張るんだろう

最近、新規でヘルパー利用される方は、病院から退院するときに行われる、 退院カンファレンスの中で、自宅に戻られた後の生活を維持するためにと、 訪問介護の利用をケアマネや病院が提案して利用につながるケースが多く なっています。 しかし、そうでない…

残存機能を自ら低下させないでほしい

介護というのは、残存機能の低下を防ぎ発展させていく支援が求められます。 ある、ベッド上で生活されているおばあちゃん。 そのおばあちゃんは、ベッドから足をおろして座っている事ができるんです。 そして、ベッドに設置されている介助バーを使えば、立ち…

夫婦二人で一人前

私の両親も、夫婦二人でいるから在宅で生活できるんです。 どちらが欠けてもダメなんです。 今日、通院介助の依頼のあったご夫婦。 旦那様から電話で 「歯の具合が悪いから、歯医者に連れて行って くれないか。」 という依頼でした。 私たちはさっそく歯科医…

わか子姉さんの死

わか子姉さん(仮名・71歳・独身) 大腸がんで人工肛門と腎瘻も増設し、肺にも転移がみられていた。 実年齢より若く見え、全然年寄りではなく姉さんだった。 わか子姉さんはもともと大富豪のお嬢様。 自由奔放で好きなことだけをやってきた人。 癌が肺に転…

医者の暴言

高齢ご夫婦の旦那様の認定調査に同行したヘルパーが、かっかかっかして 事業所に戻ってきました。 その日は通常の受診日ではなく、あくまでも認定更新の意見書作成のための 通院介助でした。 その問診での会話 医師「どうですか。お変わりありませんか」 妻 …

捺印、そしてクレーム

介護保険が始まってから、介護を受けるのにも自己負担が必要となってきました。 介護保険制度のできる前は、措置の時代があって、行政で決定された利用者に 所得に応じての利用料で自己負担額が決められていました。したがって、 一人暮らしや高齢者世帯では…

決して特例ではありません

若い頃は大工さんでたくさんお金ももうけて、3人の子供さん達を育てた 70代後半のご夫婦。 現在、お父さんが要介護3で、足の拘縮がありほぼ寝たきりの状態。 お母さんも腰痛や糖尿病で、介護が大変になってきたので介護保険を申請し 今は通所リハビリと…

利用者からのパワハラ

長年ヘルパーをやっておりますので、色々な利用者に出会いました。 その中で衝撃的だった方のお話をします。 その方はまだ60代(女性)で病気のためベッド上の生活をされていました。 娘さんが作られたお食事を、ヘルパーがセッティングをして食べていただ…

子供の時の記憶は消えない

70代後半の利用者さんで、現在慢性白血病治療のため入院している方がいます。 今日、その利用者さんが入院している病院の病棟から、ケアマネージャーに電話が きました。ケアマネージャーは退院の話だと思って電話にでました。 要件をうかがうと、「現在行…

笑ったら失礼だったんですが

いや~。本当に笑ったら失礼だったんですが、抑えきれずに大笑いをしてしましました た。 私たちの仕事に、通院介助というものがあります。 一緒に病院に行って、医師の話を一緒に聞いたり、もちろん歩行が困難であれば車いす の介助をしたり。 最近は老々介…

近隣トラブル 在宅が一番

ヘルパーは各ご家庭に訪問中に、色々な場面に遭遇します。 中でも一番困るのが、ご近所さんからのクレームです。 訪問はケアマネジャーがキーパーソンとなるご家族(が多い)からアセスメントして 在宅での生活を選んで、訪問介護を依頼されたから始められる…