遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

介護保険制度で疑問に思う事

 

 

 

私たちの事業所では、運輸支局の許可を得て移送サービス事業を

行っています。

 

病院に行くためのみに利用できる車のサービスです。

 

 

 

 

介護保険の要介護者が使えるサービスには、身体介護・生活援助に

プラスして、通院等乗降介助というのがあります。

 

ここに移送サービス事業をプラスすると、自宅での車の乗り降りを

介助して、私たちの運転する車で病院まで乗車し、病院の受付の

お手伝いまで行います。

 

そしてお一人で受診可能な利用者さんは、ヘルパーのお手伝いはここまでで

院内は一人で受診されます。

 

小さな個人病院だと車いすの方でもこの乗降介助だけで受診される方は

結構おられます。

 

 

話が前後する様ですが、このサービスがあるのが要介護の方達なんです。

 

ところが、元気になって要介護から要支援になると、この乗降介助の

料金設定が無くなるんです。

 

要支援の方が利用する訪問型サービスは、利用料金が月の定額制になって

いて、生活援助を週1回行った場合、週2回行った場合等を想定した料金

設定となっています。

 

要介護で乗降介助1回109円に対し、これをもし要支援で行うとしたら

1回でも1600円という料金になります。

 

週1回の料金は私たちの事業所では月5時間までの利用で週1回の料金に

しています。

 

ですから、要支援の方が通院のための移送サービスの利用を希望される

場合、ヘルパー付きの通院介助を利用する事になります。

 

要介護の方の方が重度なのに病院に一人で行くことができる。

 

要支援でお元気なのに必ずヘルパーが介助しないと病院に行かれない。

 

これっておかしいですよね。

 

要支援でも介助が必要な方は沢山います。

 

でも必要じゃない人も沢山います。

 

それはそうです。

 

元気だから要支援なんですから。

 

 

 

いつもやってて疑問に思います。

 

利用者からも言われます。

 

たった1回の乗降介助で1600円を支払ってでも乗降介助を利用したいと

思う人いますかね。

 

要介護が109円なのに。

 

要支援にも乗降介助の料金設定があると良いですね。

 

まあ無理でしょうけど。

 

介護保険制度で疑問に思う事はまだまだあります。

 

思いついた時またブログにします。

 

 

 

 

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