私たちが訪問している利用者さんの介護者である旦那様が、少し前から
体調が思わしくなく、受診し検査したところ大変な病気だった事がわか
りました。
そして悲しい事に余命宣告されてしまいました。
この旦那さんは定年後もお仕事されていて、日中不在です。
お仕事から帰宅すれば奥さんの代わりに家事もやっていました。
そんな旦那様にも楽しみがあって、ギターと車を趣味として自分の
時間を過ごされていたんです。
先日の訪問日、利用者さんから信じられない事を聞いてしまいました。
「お父さんがね、また車買ったみないなのよ。」
「え、今ですか。」
「そうなの。困ってしまったわ。何を考えているのかしら。」
そう思われますよね。
余命宣告されてすぐに注文した様なんです。
車が大好きな旦那様です。
今注文した車は、もしかしたら生涯に一度で良いから乗りたいと
思っていた車なのかもしれません。
きっとどうしても自分の愛車として乗りたかったんでしょう。
夢だったんでしょうか。
旦那様にとっては最後の望みなのかもしれません。
奥様も分かってはいるんだと思います。
でも現実を考えるとやはり無理があります。
安い買い物ではありませんからね。
支払いをどうするつもりなのか、そんな会話もないままに注文して
しまった様です。
いつ納車になるのかもわからないまま、旦那様は入院してしまいました。
旦那様の気持ちを考えると、全くの無視もできませんが、主のいない
ところに納車になってしまう可能性もあります。
これからどうされるんでしょう。
ただのヘルパーなんですが、心配です。
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