遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

やっぱり母は孫に電話しました。

 

 

 

父に準備したスマホは簡単スマホで、母の持っているらくらくフォンと

同じように短縮ボタンの設定ができます。

 

弟、私、母の番号を入力しました。

 

弟が母のらくらくフォンの短縮ボタンも、孫の番号の所を父の番号に

変更したんです。

 

最初はそれで良いと思ったんですが良く考えると、新しい事を

覚える事ができない認知症の母に、変更したことを伝えてもかなり

高い確率で忘れてしまうでしょう。

 

母はニュースで東北に台風が来たりすると遠方に住む孫にも時々電話を

かけて、「大丈夫」と声をかけてくれます。

 

おそらく父の番号に変更したことなんか忘れて今まで通りの短縮ボタンで

孫に電話をするでしょう。

 

そう思ったので、弟にお願いして元通り父の番号ではなく孫の番号に

戻してもらいました。

 

そして今日です。

 

私の娘から連絡があり、

 

「地震大丈夫って電話が来たよ。」

 

って。

 

 

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今回地震があったのは東京でしょ。

 

自分が揺れたんです。

 

でも孫の所も揺れたと思ったんでしょう。

 

ちゃんと電話をくれました。

 

元に戻して正解です。

 

もし父の番号にしたら、いつとなく電話をかけて施設のほうで迷惑が

かかってしまいます。

 

たぶん母が父に電話をかける事はないと思います。

 

父は母に電話をするかもしれませんけどね。

 

 

 

父のスマホの取説もほぼ完成しました。

 

明日郵送できるかしら。

 

父は電話を待っているのかしら。

 

上手く理解してくれるかしら。

 

ちゃんと使えるようになるかしら。

 

心配や不安は一杯です。

 

まずやってみないとわかりませんよ。

 

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93歳で初めてのスマホです。

 

どうなりますか。

 

 

 

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