遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

私に伝えたい事が沢山ある父

 

 

 

 

今日はケアマネさんが父がいる老人保健施設に面会に

行って下さいました。

 

だいぶ痛みの方は緩和され良くなってきてるようです。

 

歩行は職員さんがついて数メートル。

 

車いすの操作は上達し、フラットな床で移動しているので

スムーズに移動する事が出来ている様です。

 

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もちろん自走です。

 

施設の生活にもだいぶ慣れて特に大きな問題はないとの事でした。

 

でも面会の時も相談員さんが立ち会っての面会で、二人だけに

なった訳ではないので、不満があったとしても言えなかったかも

しれないとは言っていました。

 

食事は美味しい食事が提供されますが、食欲があまりないので

沢山は食べられないと言っていたそうです。

 

それは家にいる時からなので変わりませんね。

 

病院にいる時は栄養補助食品を出してもらっていましたが、今は

どうしているのか聞きそびれました。

 

家にいる時からエンシュアでカロリーを補充していましたから。

 

きっと何かは摂取しているとは思いますが、わかりません。

 

何も問題ないようですが、父からは

 

「(娘、私)に伝えたいことが沢山あるのに、どうしても思う様に

電話が使えない。」

 

と訴えたそうです。

 

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家にいる時は本当に頻繁に電話が来ていました。

 

解決してほしいことや要望をいつも訴えてきました。

 

だから今だって何もないはずはないんです。

 

きっと疑問に思っている事も沢山あると思います。

 

それを聞いてあげたいんですが、電話の電源がどうしても入れられない

とケアマネさんにも言ったそうです。

 

父はどれだけもどかしい想いをしているのか。

 

弟はスマホじゃないので、教える事ができないんです。

 

もちろん施設の職員さんに頼めません。

 

こんな事で悩むとは。

 

父の訴えたい事を早く聞いてあげて、父の胸の内をすっきり

させてあげたいですね。

 

それでもケアマネさんに元気な姿を見せてくれて良かったです。

 

ケアマネさんからの報告があるとやはり安心です。

 

ケアマネさんとも二人だけになったら、何かしらの訴えを聞く事が

出来たのかもしれませんが、仕方がありません。

 

父が自分で電話を使えるようになったとしても、施設内で本音を言えるかは

わかりませんよね。

 

メールの打ち方を教えるのは無理だと思っていますが、父がメールを

打つ事が出来たら、一番良いんですけどね。

 

もっと早いうちから父にスマホを持たせるべきでした。

 

後のまつりです。

 

父は今のところ日々身体的な回復は見られるようです。

 

そこに心の回復もついてきたら、きっと元の父に戻ると

思います。

 

 

 

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